スペースコイン、ベトナムで衛星通信DePIN展開へ。DETIと独占MOU

SpacecoinがベトナムDETIとMOU

衛星通信DePINを手がけるスペースコイン(Spacecoin)が、ベトナムの技術企業DETIテクノロジー(DETI Technology)と、分散型衛星通信インフラの展開に向けて独占的な覚書(MOU)を締結したと6月4日に発表した。

このMOUでは、スペースコインの衛星通信DePIN展開プロジェクトが正式な運用認可を取得した時点から3年間、DETIテクノロジーに対して、ベトナム全域でこれらの技術を協業・開発・提供する独占権を付与するとされる。

スペースコインは、DETIテクノロジーをベトナム市場における単一パートナーと位置付け、分散型衛星インフラと商用運用体制の構築を進めるという。

スペースコインによると、両社は同プロジェクトが商用運用に到達後、年間売上高で少なくとも1億ドル(約160億円)を目標とするという。展開はベトナムの通信事業者モビフォン(MobiFone)とジーテル(Gtel)を主な対象とする計画とのこと。

同プロジェクトの技術スタックは、ブロックチェーン、分散型衛星通信、ソブリンルーティング、エッジAIの4要素で構成される。スペースコインによると、ブロックチェーンがネットワーク上の清算・調整を担い、分散型衛星通信が単一の通信事業者や固定地上インフラへの依存抑制を目指すという。

ソブリンルーティングは、データのルーティングを現地管理下に置き、トラフィックとその管理ルールを国内側で扱えるようにする仕組みとのこと。エッジAIは、データ発生地点に近い場所で処理を行うという。 なおスペースコインは1月14日、アフリカとアジアの政府機関・通信事業者・業界パートナーとの戦略的合意を公表している。ケニア、ナイジェリア、インドネシア、カンボジアでの分散型衛星ネットワークの実証・展開についても説明していた。

DePINとは、Decentralized Physical Infrastructure Networksの略称で、ブロックチェーン技術を活用し、従来の中央集権的なインフラ運営とは異なる形で、分散型の物理インフラネットワークを構築・運営する仕組みや取り組みを指す。 

参考:スペースコイン
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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