ビットワイズ、ステーキング対応「スイ(SUI)」現物ETFを米SECにS1申請

Bitwise Sui ETF申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、暗号資産スイ(SUI)のステーキング対応現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」を、米SEC(証券取引委員会)へ12月18日付で提出した。

提出書類によると、ビットワイズが申請中のETFの名称は「Bitwise Sui ETF」。現時点で同ETFのティッカーシンボル、上場先の取引所、ステーキングプロバイダーは未記載だ。

同ETFの信託受託者(トラスティー)には、米デラウェア州拠点のサービスプロバイダーであるCSCデラウェアトラスト(CSC Delaware Trust Company)が指定されている。また同ETFのSUI保管機関(カストディアン)には、コインベース・カストディ(Coinbase Custody Trust)、現金保管機関(キャッシュカストディアン)、管理者(アドミニストレーター)、証券代行(トランスファーエージェント)には、BNYメロン(The Bank of New York Mellon)が指定されている。

なお、12月5日に暗号資産運用会社グレースケール(Grayscale)がSUIの投資信託「Grayscale Sui Trust(GSUI)」をETFに転換するためのS-1申請書をSECに提出した。

さらに12月4日、スイスの資産運用会社21シェアーズ(21Shares)組成のSUIレバレッジETF「21Shares 2x Long Sui ETF(TXXS)」が、米ナスダック(Nasdaq)に上場した。同ETFは、スイの日次価格変動に対して2倍の投資成果を目指す設計だ。

参考:SEC
画像:iStocks/olegback・Who_I_am

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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