北京の投資銀行チャイナ・ルネサンス、ビルドアンドビルド(BNB)財務戦略に向け約6億ドル調達へ、YZiラボ出資か=報道

チャイナ・ルネサンスがBNBトレジャリー設立へ

北京拠点の投資銀行チャイナ・ルネサンス・ホールディングス(China Renaissance Holdings:以下、チャイナ・ルネサンス)が、米国でのBNBトレジャリー(財務資産)企業設立に向け、約6億ドル(約903億円)の資金調達について協議を進めている。「ブルームバーグ(Bloomberg)」が事情に詳しい関係者の話として10月13日に報じた。

報道によると、チャイナ・ルネサンスは8月の開示で、暗号資産(仮想通貨)ビルドアンドビルド(BNB)に約1億ドル(約150億円)を投資する意向を示していたという。

また、投資・インキュベーション組織YZiラボ(YZi Labs:旧 Binance Labs)は、チャイナ・ルネサンスの資金調達に参加し、同社と合わせて総額2億ドル(約301億円)を投じる計画とのこと。

なおYZiラボは、バイナンス(Binance)共同創業者チャンポン・ジャオ(Changpeng Zhao:CZ)氏が率いる投資ビークルだ。YZiラボは今年1月、VC(ベンチャーキャピタル)・インキュベーション事業を手掛けるバイナンスラボ(Binance Labs)からリブランドされ、現在はWeb3、AI(人工知能)バイオ分野で投資・インキュベーションを展開している。

参考:ブルームバーグ
画像:iStocks/LuckyStep48

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

シタデル・セキュリティーズ、トークン化証券とDeFiに取引所・証券会社規制の適用を提言。業界側から反発の声も

米大手マーケットメイカーのシタデル・セキュリティーズ(Citadel Securities)が、トークン化された米国株式を取り扱うDeFi(分散型金融)プロトコルに対しても、取引所およびブローカー・ディーラーとしての規制を適用すべきだとする意見書を米証券取引委員会(SEC)に12月2日に提出した