野村HDの子会社レーザーデジタル、ドバイでOTC暗号資産オプション取引の認可を初取得

レーザーデジタルがドバイでOTC暗号資産オプション取引の認可取得

野村ホールディングスの関連子会社レーザーデジタル(Laser Digital)が、ドバイでOTC(店頭)暗号資産オプション取引を提供するための限定ライセンスを初めて取得したと8月6日に発表した。

同ライセンスは、ドバイの規制当局であるドバイ暗号資産規制機関(Dubai Virtual Asset Regulatory Authority:VARA)より認可を受けたもの。

同ライセンスによりレーザーデジタルは、機関投資家顧客に直接対面し、ヘッジ、利回り向上、ボラティリティ管理戦略など、暗号資産分野におけるデリバティブソリューションの提供が可能になったとのことだ。

レーザーデジタルは、野村HDのスイス子会社でデジタル資産事業を行う企業。2022年9月に設立されている。2023年8月にはレーザーデジタルのドバイ支部にあたる「レーザーデジタルミドルイーストFZE(Laser Digital Middle East FZE)」が、VARAから営業許可を得ている。

参考:レーザーデジタル
画像:PIXTA

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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