ストラテジーがビットコイン追加購入、総保有量478,740BTCに

ストラテジーのビットコイン総保有量478,740BTCに

ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている米ナスダック上場企業ストラテジー(Strategy:旧マイクロストラテジー)が、ビットコインの追加購入を2月10日に発表した。

今回ストラテジーは、2025年2月3日から2月9日までの期間に約7,633BTCを現金約7億4,240万ドル(約1,128億円)で購入。手数料と経費を含む1BTCあたりの取得額は約9万7,255ドル(約約1,479万円)となっている。

なお同社が最後にビットコインの追加購入を報告したのは1月27日。2025年1月21日から1月26日までの期間に現金約11億ドル(当時約1,695億円)で約10,107BTCを購入したことが伝えられていた。

発表によるとストラテジーは2月9日現在で、合計約47万8,740BTCを保有しているという。手数料と経費を含む取得額は約311億ドル(約4兆7,266億円)となっており、1BTCあたりの取得額は6万5,033ドル(約988万円)とのこと。そして2025年における、同社の累計BTC利回りは4.1%になったとのことだ。

なお前回の1BTCあたりの平均取得額は6万4,511ドル(当時約993万円)。記事執筆時点でのビットコイン価格は9万7,664.70ドル(約1,484万円)となっている(2/11 13:30コインゲッコー調べ)。 

ストラテジーは2月5日、社名をマイクロストラテジー(MicroStrategy)から変更している。またこれに伴い、企業のブランドカラーをオレンジに変更し、新しいロゴにはビットコインのアイコンとしてお馴染みの「₿」を加えた。

参考:ストラテジー
画像:Reuters

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

カルシ、米国向けにセイネイティブの「SEI」と「USDC」入出金に対応

米予測市場プラットフォームのカルシ(Kalshi)で、レイヤー1ブロックチェーン「セイ(Sei)」のネイティブトークンSEIおよび同ネットワーク上の米ドル建てステーブルコインUSDCの入出金が可能になり、同資産を用いたイベント契約取引の資金移動ができるようになった。Xより12月3日に発表されている

シタデル・セキュリティーズ、トークン化証券とDeFiに取引所・証券会社規制の適用を提言。業界側から反発の声も

米大手マーケットメイカーのシタデル・セキュリティーズ(Citadel Securities)が、トークン化された米国株式を取り扱うDeFi(分散型金融)プロトコルに対しても、取引所およびブローカー・ディーラーとしての規制を適用すべきだとする意見書を米証券取引委員会(SEC)に12月2日に提出した