Sonic SVMがTikTokユーザーに「SONIC」エアドロへ、TikTokチェーン構築も視野に

TikTokユーザーにエアドロ実施へ

ティックトック(TikTok)ミニアプリ「ソニックX(SonicX)」を展開する「ソニックSVM(Sonic SVM)」が、トークン生成イベント(TGE)の一環として、TikTokユーザーを対象に暗号資産「SONIC」のエアドロップ(無料配布)キャンペーンを開始する。「ソニックSVM」公式Xアカウントにて12月24日発表された。

「ソニックX」は、ソラナ(Solana)ブロックチェーン上に構築されたTikTokベースのゲームである。そのため、「SONIC」はソラナのSPL規格のトークンとして発行されると考えられる。

発表によると、このエアドロップは全TikTokユーザーを対象としており、すでに200万人以上のユーザーがキャンペーンに参加しているという。参加時には、外部ウォレットの設定やガス代が不要で、簡単に「SONIC」を取得できるとのこと。エアドロップのスナップショット(権利確定日)は間もなく実施されるという。

キャンペーンへの参加方法は、TikTok上のプレミアム広告や「ソニックSVM」アカウントからアクセスする仕組みとなっている。ユーザーは、自身のTikTokアカウントを使用して「ソニックX」アプリにログインし、アプリ内の「Earn」セクションでエアドロップ請求バナーが表示されるのを待つことで参加できるという。

このキャンペーンでは、TikTokのプラットフォームアルゴリズムを活用し、ターゲット地域のユーザーにキャンペーン情報を推薦する仕組みが採用されているとのこと。また、「ソニックSVM」アカウントでは、ブランドチャレンジやライブ配信、インタラクティブゲームを活用し、ゲームとブロックチェーン教育のハブを構築しているという。

さらに「ソニックSVM」は、今後「TikTokチェーン(TikTok Chain)」と呼ばれる独自ブロックチェーンの構築を目指しており、このチェーンを他のプロジェクトと統合できる仕組みを導入する予定だという。

「ソニックSVM」は、今年11月にTikTokミニアプリ「SonicX」をローンチした。同プロジェクトは「SonicX」を通じてゲームを提供するだけでなく、一般ユーザーが簡単にWeb3ゲームにアクセスできるプラットフォームを構築している。また「ソニックX」では、TikTokアカウントを利用してログインが可能で、ソラナのゲームと連携しながら報酬の獲得が可能だ。

画像:iStock/Alexey-Bezrodny

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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