コインベースにBase上の「Aerodrome Finance(AERO)」とOP上の「Velodrome Finance(VELO)」上場

コインベースにAEROとVELO上場

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、暗号資産エアロドロームファイナンス:Aerodrome Finance(AERO)およびベロドロームファイナンス:Velodrome Finance(VELO)の取り扱い予定を2月6日発表した。

同取引所での両銘柄取り扱いは、2月6日9:00(米国東部時間:日本時間で7日2:00)以降から開始されるとのこと。取引ペアはAERO-USDおよびVELO-USDになるという。

両銘柄の取り扱いは「コインベース(Coinbase:販売所)」及び「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange:取引所)」で行われている。ただし、コインベースのサービス提供地域のうち一部は対象外になる可能性があるとのことだ。

またコインベース取り扱われるAEROおよびVELOは、共にERC-20規格のトークンとして取り扱われる。

ちなみにAEROのみ、新規銘柄や市場で取引量が比較的少ない銘柄に付けられる「Experimental label(実験的ラベル)」の対象外となるようだ。前回上場したシームレス:Seamless(SEAM)には付いており、このラベルは市場の状況で取引量が増えた場合に削除される予定となっている。

エアロドロームファイナンスは、コインベース開発のイーサリアム(Ethereum)レイヤー2ブロックチェーン「ベース(Base)」上に構築された自動マーケットメイカー(AMM)および流動性ハブだ。AEROはガバナンストークンとして機能する。AEROをプロトコルへロックすると同ネットワークの取引手数料の一部が獲得可能となっている。

ベロドロームファイナンスは、イーサリアムレイヤー2ブロックチェーンOPメインネット(OP Mainnet)上に構築された自動マーケットメイカー(AMM)だ。VELOはガバナンストークンとして機能する。VELOをプロトコルへロックすると同ネットワークの取引手数料の一部が獲得可能となっている。

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images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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