TON財団、分散型ストレージソリューション「TON Storage」発表

TON財団が「TON Storage」発表

パブリックブロックチェーン「TON(The Open Network)」の開発を支援するTON財団(The TON Foundation)が、ファイル共有やデータ保存に有効な「TON Storage」のローンチを1月4日発表した。

「TON Storage」は分散型ファイル共有及びデータストレージソリューションで、TONのブロックチェーンを使用し、分散化された安全でプライベートなコンピュータネットワークを介してデータを転送する仕組みになている。これにより、ユーザーはあらゆるサイズのファイルを自由かつ安全に交換することができ、すべてのデータは自動的にバックアップされ、暗号化されるという。

このソリューションでは、ノード運営者とユーザーがTONブロックチェーン上でスマートコントラクトを作成し、ユーザーが一定額の暗号資産(仮想通貨)「Toncoin(TON)」を支払うことで、事前に決められた期間、ファイルの保存が保証される。そのため事実上、半永久的な保存も実現可能なようだ。また、誰でもTONネットワーク上のノードオペレーターになることができるという。

TON財団の創設メンバーであるアナトリー・マコソフ(Anatoly Makosov)氏は「『TON Storage』は、個人ユーザーから数百万ドルの利用者を持つサービスまで、幅広く利用することが可能である。信頼性の高い分散型ストレージソリューションを提供することは、分散型のオープンなインターネットという私たちのビジョンを実現するための次のステップだ。私たちのコミュニティがこの技術を使ってどのような製品を生み出すか、楽しみにしている」と述べている。

TONは、もともとメッセージングサービス「テレグラム(Telegram)」が開発、設計したブロックチェーン。テレグラムは、ICOなどを実施し当時約17億ドルを調達していたが、そのトークン販売が未登録有価証券の販売にあたるとして米国SECに提訴された。その後リブランディングされ、現在はテレグラムは関与せず、TON財団が開発を引き継いでいる。

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参考:TON財団
デザイン:一本寿和
images:iStocks/maxkabakov

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この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

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