#サプライチェーン

サプライチェーンを変革する、ブロックチェーンのトレーサビリティ

ビットコインが誕生して以来、その仕組みに利用されているブロックチェーンという技術は社会的に注目されるようになりました。 暗号資産の運用に利用されたブロックチェーン技術の特徴(対改ざん性・対障害性・透明性)やスマートコントラクトの開発によって、金融領域からゲーム産業など様々な分野でブロックチェーン技術が導入され始めています。 そして様々な分野の事業がブロックチェーン技術の導入に向け、実証実験や社会実装を目指しています。その中でブロックチェーン技術の応用が進む領域の一つとして「トレーサビリティシステム」が挙げられます。

【日本通運執行役員デジタルプラットフォーム戦略室長戸田晴康氏コメント追記】日本通運がブロックチェーン基盤の医薬品グローバルサプライチェーンネットワークを開発中と発表

日本通運が医薬品の適正流通基準(GDP/Good Distribution Practices)の要求事項をハードウェア、ソフトウェア両面で準拠した形のブロックチェーン基盤、医薬品グローバルサプライチェーンネットワークを開発中であることを発表した。さらに日本通運は国内の核となる4拠点(東日本、西日本、九州、富山)を順次稼働させ、日本通運独自で開発した医薬品専用車両も導入するとのこと。

英国規格協会(BSI)がパスポートの真正性確保とサプライチェーン監査のためのブロックチェーンソリューションを提供開始

イギリスの国家規格機関である英国規格協会(British Standards Institution/BSI)がブロックチェーン開発企業であるTraceLabs(トレイス・ラボ)と協力して、企業や製品の認証だけでなく、個人の証明書の真正性を検証を開始したことが明らかになった。