分散型ブラウザ、ブレイブ(Brave)のスワッグストアでNFT販売開始

分散型ブラウザ、ブレイブのスワッグストアでNFT販売開始

ブレイブ(Brave)が同社のマーケットプレイス「ブレイブスワッグストア(Brave Swag Store)」でNFT(代替不可能トークン)の販売を開始したことを2月17日に発表した

このマーケットプレイスはオリジンプロトコル(Origin Protocol)の分散型Eコマースプラットフォームである「Dshop」によって運営されており、トラッキングクッキーやスクリプトを一切使用せず、すべてIPFS上でホストされているとのことだ。

これによりユーザーはブロックチェーン上でトークン化された限定のデジタル収集品などのNFTを「Brave Swag Store」から直接購入することができるようになる。

初のNFTセールでは、「Brave」と「BAT」のコミュニティミームコンテストで入賞した3名の作品をもとに、合計30個のコレクターズトークンとステッカーを販売された。

コンテストの優勝者には、NFTの売上の大部分と100ドル相当のBAT/Brave公式グッズが贈られる。また自分の作品がBAT/ブレイブの初回限定グッズに変身し、他のファンとコレクションしたり交換したりすることができるようになる。

ブレイブのビジネスオペレーション担当副社長のルーク・マルクス(Luke Mulks)氏は「NFTは市場ではより多くの斬新なユースケースが浮上しており、暗号資産の分野で新たな力を発揮し続けています。最近のGala GamesのNFTコラボレーションの成功は、ブレイブユーザーとコミュニティからのNFTに対する強い需要を示しています。

OriginとのNFT購入サポートの追加はブレイブとパートナーにとって今後数ヶ月の間にさらに多くのNFTと暗号資産のコラボレーションを実現するための新たな機会を生み出すのに役立ちます」とコメントしている。

オリジンプロトコルの共同創設者であるマシュー・リュー(Matthew Liu)氏は「私たちは、NFTが単純な決済レイヤーを超えて暗号資産をカタパルトし、ブレイブのパートナーのための取引を根本的に変える可能性を秘めていると信じています。

NFTは単なるデジタルアートではありません。NFTは収集可能で譲渡可能な資産としてだけでなく、現実の商品やサービスをデジタルで表現したものとしても機能します。

例えば、限定版のプレミアム商品を表すNFTは、購入、取引、そして換金することができます。希少なストリートウェア、アートワーク、スニーカーなどのNFTが市場で販売されている例を見てきました。

さらにNFTは独占コンテンツへのアクセスを得るために使用され、ペイウォールや従来のサブスクリプションに取って代わることができます。

これらのユースケースはいずれも、オリジンがブレイブとそのネットワークを持つ消費者や販売店の価値を引き出す機会を提供しています。私たちはブレイブの何百万人もの忠実なユーザーのために革新的な新しい暗号資産中心のコマース体験を創造するために、今後も連携を深めていきたいと考えています」と述べている。

(image:iStocks/Kateryna-Bereziuk・dalebor)

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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