バイナンス(Binance)が過去最大金額でバイナンスコイン(BNB)のトークンバーン実施

バイナンスが過去最大金額でBNBのトークンバーン実施

大手暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンス(Binance)が第14四半期(2020年10月~12月)実施のトークンバーンにて約1億6,580ドル(約172億円)相当のBNB(バイナンスコイン)をバーン(焼却)したことを1月19日発表した。

バーンしたバイナンスコインは合計3,619,888BNBとのことで、バイナンスが行ったトークンバーンで過去最大のものとなった。

バイナンスのCEOであるCZ(ジオ・チャンポン:Changpeng Zhao)氏によると、今回のバーンは前回と比較して約2.4倍のトークンを焼却したとのことだ。

編集部のコメント

バイナンスでは四半期ごとに前四半期で得た営業利益の20%にあたるBNBをバーンすることになっています。

このことからバーンされるBNBの数量が大きくなるということは、バイナンスにとっては大きな成長を表していることになります。

またBNBの発行上限数は2億BNBとなっており既に全数量が発行済みです。バイナンスはこのBNBを定期的にバーンすることにより1億BNBにするとしています。

これはトークン価格の上昇に応じてBNB保有者とバイナンスが利益を得ることに繋がります。

なおディクリプト(Decrypt)の報道によると現在ホワイトペーパーからバーンによる取引所の収益との関係は削除されているとのことです。

コメント:大津賀新也(あたらしい経済)

(images:iStock/Trifonenko)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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