デジタル資産取引プラットフォームINX社が2021年ローンチ予定の取引システムのデモ公開

デジタル資産取引プラットフォームINX社が2021年ローンチ予定の取引システムのデモ公開

暗号資産(仮想通貨)とセキュリティトークン取引所を運営するINX社が2021年第1四半期にローンチ予定のデジタル資産取引システムのデモ版(demo.trading.inx.co)を12月22日に公開した。

このデモではBTC、ETH、LTC、ZEC、BCHなど厳選された暗号資産の模擬取引が可能となる。このシステムはKubernetes技術をベースにしたクラウド対応で拡張性の高いシステムで、統一されたUIを特徴としており、機関投資家のプロ市場と一般投資家に同時に対応することで、暗号資産とセキュリティトークンの両方のシームレスな取引体験を実現しているとのことだ。

また取引プラットフォームとエコシステムの開発には700万ドル以上が投資されており、一から規制を考慮しているようだ。このプラットフォームは、フェアな取引の設計、セキュリティ、プライバシー対策など規制に完全に準拠したデジタル資産の上場と取引を可能にする。セキュリティ面としては、規制対応型のホワイトリスティングに特化した独自のマッチングエンジンを利用しており、ハッシュアルゴリズムを利用した秘密鍵/公開鍵検証によるユーザーID管理を実現しているとのこと。

INXの創業者兼社長であるシャイ・ダティカ(Shy Datika)は先日報じられたCoinbaseの上場申請のニュースに関して「Coinbaseが近日中にIPOを行うことを発表したことを祝福します。暗号資産取引所の初のIPOとして、INX社はこの決定に対する市場の熱意に興奮しています。そしてCoinbaseが暗号取引所の規制当局に透明性と説明責任を果たすための活動に参加してくれることを歓迎します」とコメントしている。

(images:iStock/Who_I_am)

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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