暗号資産(仮想通貨)取引所FTXがテスラやネットフリックスなどの株式をトークン化し1株未満で提供開始予定

暗号資産(仮想通貨)取引所FTXがテスラやネットフリックスなどの株式をトークン化し1株未満で提供開始予定

暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するFTXがトークン化された株式取引のサービスを来週から24時間365日提供開始する予定であることが10月29日に明らかになった

株式のトークン化サービスを始めるにあたり規制認可を得るために、FTXはドイツの金融サービス会社CM-Equity、スイスに拠点を置くトークン化ソリューションプロバイダーDigital Assetsと提携した。ただアメリカやFTXの管轄外の地域ではこのサービスを利用することができない。

FTXのCEOを務めるサム・バンクマン・フリード(Sam Bankman-Fried)氏は「多くの顧客がしばらくの間、株式取引機能を求めており、CM-EquityとDigital Assetsが提供を可能にするのに貢献した」とメディアThe Blockに語っている。

またサム・バンクマン・フリード氏は「流動性を高めるためにこのトークンは1株の端数を表しており、トレーダーは望むならば一度に1株の半分を取引することができる」とCoinDeskに語っている。

このサービス提供が開始されると、FTXではテスラ、アマゾン、アップル、ネットフリックス、グーグル、フェイスブックなどの端数株を暗号資産ペアで購入できるようになる予定だ。具体的にはトレーダーはTSLA/BTC、AMZN/BTCのペアで購入できるようになる。端数株取引では1株未満の株を購入することができ、1株あたりの株価が高い株式を購入したいと考えるユーザーには役立つとのこと。

(images:iStock/champc・Myvector)

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あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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