ブロックチェーン開発企業「Dapper Labs」がNBA選手、Coinbaseなどから1200万ドルの資金調達

ブロックチェーン開発企業「Dapper Labs」がNBA選手、Coinbaseなどから1200万ドルの資金調達

ブロックチェーン開発企業「Dapper Labs」がNBA選手のSpencer Dinwiddie(スペンサー・ディンウィディー)氏、 Andre Iguodala(アンドレ・イグオダラ)氏、Coinbase Venutresなどから1200万ドルの資金調達を行ったことを発表した。この資金調達の目的は独自ブロックチェーン「FLOW」開発のためとのことだ。今回の資金調達に参加したSpencer Dinwiddie氏は暗号資産に非常に明るいNBA選手。自身のシューズブランド「K8IROS」では暗号資産決済を取り入れていたり、2020年1月にはセキュリティートークン関連企業「Securitize」とデジタルトークンを発行をしたりしている。

ちなみに「Dapper Labs」はこれまで5,100万ドル(約51億)の資金調達を行なってきており、株主にはSamsung(サムスン), Warner Music Group(ワーナーミュージック), Andreessen Horowitz(アンドリーセン・ホロウィッツ)などがいる。

そして「Dapper Labs」は2020年初めにリリースしたブロックチェーンゲーム「NBA Top Shot」のベータテスト結果を発表した。それによると初期500人のユーザーはアプリに数千時間を費やしたと報告されていて、13,000人以上のNBAファンが次のベータリリースを待っているとのことだ。

編集部のコメント

2020年2月に「Dapper Labs」はアメリカの総合格闘技のプロモーション会社であるUFCとのライセンス提携を発表し「NBA Top Shot」と同様のアプリを開発しています。「Dapper Labs」はそれぞれのスポーツ、音楽、エンタメ領域で影響力の強い企業とタックを組み、デジタルアイテム化して、ファンに利用してもらう流れを生み出そうとしているのだと考えられます。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済編集部)

images::iStock/BadBrother・Panuwat-Sikham)

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「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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