バイナンス(Binance)がドイツの投資会社CM-Equityと提携しヨーロッパでのサービス拡充目指す

バイナンス(Binance)がドイツの投資会社CM-Equityと提携しヨーロッパでのサービス拡充目指す

暗号資産(仮想通貨)取引所大手のバイナンス(Binance)が、ドイツの投資会社CM-Equity(シーエムエクイティ)との提携を7月23日に発表した。

CM-Equityはドイツ金融規制当局(BaFin)からライセンスを取得している企業。そのためバイナンスはCM-Equityを介すことによって、ヨーロッパに住むユーザーに対し高いセキュリティを保ちつつより多くのトレーディングサービスを提供できるようになるとのこと。

バイナンスのCEOであるChangpeng Zhao(チャンポン・ジャオ:CZ)氏は「CM-Equityとの提携により、バイナンスは現地の規制を確実に遵守しながらヨーロッパでのサービスを拡大することができるようになります」とコメントしている。

編集部のコメント

バイナンスは7月7日にデジタルウォレットとVisaデビットカードのプラットフォームであるSwipe(スワイプ)の買収を発表し、さらに7月14日には独自のVisaデビットカードであるBinance Cardのヨーロッパ地域での発行を発表しています。

バイナンスの直近の動向から、同社は決済事業への進出とヨーロッパ地域でのサービス拡大に力を入れていることがわかります。

コメント:小俣淳平(あたらしい経済)

(images:iStock/antoniokhr)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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