Binance(バイナンス)がヨーロッパ、イギリスでBinance Cardの正式展開を発表

Binance(バイナンス)がヨーロッパ、イギリスでBinance Cardの正式展開を発表

Binance(バイナンス)がヨーロッパ地域とイギリスでのBinance Cardの正式展開を発表。この発表によって、BinanceユーザーはBTC(ビットコイン)、BNB(バイナンストークン)、SXP(スワイプトークン)、BUSD(バイナンスUSD)を世界200の地域、6,000万以上の加盟店で法定通貨に変換して使用できるようになるとのこと。

2020年8月より、欧州経済地域(EEA)に住んでいるBinanceのユーザーはBinance Cardを取得するための申請を行うことができるようになり、その後イギリスに住んでいるBiinanceユーザーも申請可能になるとのこと。

Binance Cardはユーザーが手動で暗号資産(仮想通貨)を法定通貨に変換し利用するプリペイドカードとは異なり、従来のデビットカードのように動作するとのこと。

Binance Cardのユーザーは、Binance Spot Walletから直接カードウォレットへのチャージが可能になり、BTC、BNB、SXP、BUSDの資産を引き落とす際の優先順位を選択することができるようなる。

Binance CEOのChangpeng Zhao(シャンペン・シャオ/CZ)氏は 「Binanceは暗号資産を日常的に使用するための具体的な方法を提供することで、より多くの人々に暗号資産を利用できるようにするという使命を推進しています。ユーザーが世界中の加盟店と直接的に暗号資産を変換して使用できるようにすることで、暗号資産の利用体験をよりシームレスに行うことができるでしょう。Binance Cardを他の地域のユーザーにも利用できるようにするとともに、暗号資産と法定通貨のペイメントゲートウェイシステムを提供するSwipeとの提携によりBinance Cardの体験を向上させる新機能を導入していきたいと考えています」とコメントしている。

Binance European Growth DirectoreのJosh Goodbody(ジョシュ・グッドボディ)氏は「Binance Cardがついにユーザーの手に渡り、日々の生活の中で暗号を利用できるようになることを嬉しく思います。このプロダクトは、当社のサービスのエコシステムの中で重要な構成要素と考えています。そしてBinanceは、銀行を持っている人も持っていない人も、誰もが利用できるオープンなデジタル金融エコシステムを作るための旅の真っ最中です」とコメントしている。

編集部のコメント

Binanceは7月7日にSwipeの買収を発表しています。SwipeはデジタルウォレットとVisaデビットカードのプラットフォームであり、ユーザーが簡単に暗号資産を売買したり、使ったりすることができるように設計されています。

そしてプリペードカードとデビットカードの違いについて説明をします。これまで暗号資産に関連するカードは、プリペードカードとして展開されるケースが多かったです。プリペードカードはカードへ事前に入金した額を上限額として、決済できるカードです。一方でデビットカードは預金残高を上限額として即時決済できるカードです。どちらのカードにも共通しているのは、1回払いのみということです。つまりBinance Cardの場合は、ユーザーが保有するBTC、BNB、SXP、BUSDの額を上限として、利用できるということになります。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済編集部)

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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