インドの農業倉庫事業Arya[.]ag、アバランチ基盤の農業金融インフラ構築へ

Arya.agがAvalanche活用

インドの農業倉庫・穀物取引事業者アリヤドットエージー(Arya.ag)が、金融資産や取引の相互接続を目指すデジタル金融基盤フィンターネット(Finternet)と連携していると、アバランチ(Avalanche)の公式Xで9月10日に発表された。両者は、アバランチネットワークを活用した農業金融インフラの構築を進めている。

アリヤドットエージーは、1万2,000超の倉庫で20億ドル(約3,080億円)超相当の穀物を管理しているとのこと。今回の取り組みでは、担保となる穀物の保管情報や融資状況をブロックチェーン上で記録・共有し、記録の検証可能性や改ざん耐性を高めることで、融資プロセスの透明性や追跡可能性の向上を目指すという。

また同取り組みには、住宅などに融資を提供するノンバンクのシンギュラリティクレジット(Singularity Credit)や、アリヤドットエージー傘下のノンバンクであるアリヤダン(Arya Dhan)を含む4から5の主要貸し手が参加するという。

Web3メディア「コインデスク(CoinDesk)」の報道によると、アリヤドットエージーは、アバラボ(Ava Labs)が開発したアバランチの技術を利用した専用レイヤー1(L1)ブロックチェーンを構築しているという。同L1はアリヤドットエージーが運営し、将来的には他の農業倉庫事業者にもネットワークを開放する計画とのこと。

同L1では、穀物の預入記録、電子譲渡可能倉庫証券(e-NWR)、担保設定、融資状況に関する情報を結び付ける。フィンターネットは、倉庫事業者と貸し手が同システム内でやり取りするためのルール策定を支援しているとのこと。これにより金融機関は、担保となる穀物の保管状況や、すでに別の融資で担保に設定されていないかなどを確認しやすくなる。

さらに、アバラボのインド責任者デヴィカ・ミッタル(Devika Mittal)氏はコインデスクの取材に対し、現時点でどの銀行も同L1に参加でき、すでに大手銀行3行が参加を進めていると説明した。 

参考:コインデスク
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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