英Everledger(エバーレッジャー)が資金調達とプラットフォームアップグレードの発表

英Everledger(エバーレッジャー)が資金調達とプラットフォームアップグレードの発表

イギリスのEverledger(エバーレッジャー)社が、イギリス政府が運営するFuture Fund(フューチャーファンド)と中国のテック企業Tencent(テンセント)から合計700万ドル(約7億4800万円)の融資を受けたことを発表した。今回の資金調達は短期ローンの一種であるブリッジローンだ。そして同様のタイミングで同社は、COVID-19が大流行する中、ダイヤモンド産業の復興を支援するためEverledgerプラットフォームのアップグレードを発表した。

TencentはEverledger社のシリーズAラウンドで投資を行っている。そしてEverledger社は中国のダイヤモンド小売事業者向けにTencentが運営するWeChatのミニプログラムを開始している。

Everledgerのプロダクト責任者であるTom Murphy(トム・マーフィー)氏は「今回のアップグレードではプラットフォーム上のすべての人にとって使い勝手が向上し、直感的なコマンドで単一の表示と情報への迅速なアクセスを可能にする最先端のユーザーインターフェースを実現しました。さらに私たちのプラットフォームはバッジやアナリティクスなどのグラフィックが強化され、よりビジュアル化され利用しやすいものとなるでしょう」とコメントしている。

編集部のコメント

Everledger社は2015年4月にロンドンで設立されました。同社のプラットフォームは、IBMのHyperledger Fabricを利用しています。デジタル化しているデータは、ダイヤモンドだけにとどまらず、高級車、ラグジュアリー商品、アートなど多種にわたります。そして近年では社会的意義の高い事業にも取り組んでいます。数ヶ月前にEverledgerは、ブロックチェーン上の排出量データに裏付けられたダイヤモンド業界向けのカーボンオフセットプラットフォームを立ち上げました。2019年にアメリカエネルギー省から電気自動車のバッテリーリサイクルのためのブロックチェーンを試験的に導入するための資金提供を受け、ブロックチェーンのスタートアップであるCirculor(サーキュラー)社とエシカルな調達基準について協力しています。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済編集部)

(images::iStock/antoniokhr・LuckyStep48)

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