Digital Assetが約564億円調達
機関投資家・資本市場向けブロックチェーン「カントンネットワーク(Canton Network)」を手掛けるデジタルアセット(Digital Asset)が、3億5,500万ドル(約568億円)の資金調達ラウンド実施を6月11日に発表した。
同ラウンドはアンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz:a16z)の暗号資産ファンドであるa16zクリプト(a16z crypto)が主導したとのこと。
同ラウンドの参加投資家には、セブンリッジ(7RIDGE)、ABNアムロ(ABN Amro)、アブダビ投資庁(完全子会社を通じて)、アポロ・ファンズ(Apollo Funds)、BNPパリバ(BNP Paribas)、ブロードリッジ(Broadridge)、シタデル・セキュリティーズ(Citadel Securities)、CMEベンチャーズ(CME Ventures)、コインベースベンチャーズ(Coinbase Ventures)、HSBC、SBIグループ(SBI Group)、S&Pグローバル(S&P Global)、ソーファイ(SoFi)、トレードウェブ(Tradeweb)などが含まれる。
デジタルアセットは調達資金を、規制下の金融市場におけるカントンネットワークの採用拡大に向けた成長施策に充てる予定とのこと。具体的には、カントンエコシステム全体での提供内容の拡充、開発者や金融機関との関係深化、ネットワーク成長の継続支援に調達資金を使う計画だという。
また今回の資金調達を通じて、デジタルアセットとa16zクリプトは新たなパートナーシップを開始したとのこと。デジタルアセットはカントンネットワークの採用拡大にあたり、a16zクリプトが持つ事業構築、暗号資産(仮想通貨)、政策、リサーチ分野の知見を活用するという。
カントンネットワークは、資本市場向けに構築された機関投資家向けのプライバシー保護型のパブリックレイヤー1ブロックチェーンだ。プライバシー保護やコンプライアンス、コンポーザビリティ、決済ファイナリティなどを重視した設計が特徴とされている。
同ネットワークのネイティブユーティリティトークン「カントンコイン(Canton Coin:CC)」は、ネットワーク利用料の支払いや、バリデーター、アプリ提供者、ユーザー、インフラ提供者への報酬、アプリケーション利用料などの任意の支払い手段として用いられる。
Digital Asset has raised $355 million led by @a16z crypto, with participation from @BNPParibas, @Broadridge, @Citsecurities, @HSBC, @SPGlobal, @Tradeweb, and 20+ others.
— Digital Asset (@digitalasset) June 11, 2026
The funding supports expansion of assets, applications, and regulated workflows on Canton as institutions…
参考:デジタルアセット
画像:PIXTA