クラーケン、超富裕層向け「Kraken VIP」正式公開

クラーケンがVIPプログラムを開始

海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)が、超富裕層や機関投資家向けの新プログラム「クラーケンVIP(Kraken VIP)」を開始したと12月5日に発表した。同プログラムは同社が2018年から開発し、限定的に提供していたプログラムだ。今回クラーケンは、これを外部に公開し参加受付を開始する。

クラーケンによると、クラーケンVIPは高いプライバシー、専任サポート、特別体験を組み合わせた総合プログラムだという。参加者には専任のリレーションシップマネージャーが割り当てられ、24時間体制のサポート、複数チャネルからの直接アクセス、そして同社のプロダクト全体に関する早期情報が提供される。またプロダクト、エンジニアリング、流動性、カストディ、インフラなどクラーケン社内の専門チームとも連携できる仕組みが用意されている。

またクラーケンは、一般ユーザーには公開されていないVIP向けの「特別な体験」も提供するという。これにはF1、サッカー、文化イベント、非公開の地域限定ミートアップなどが含まれ、同社のパートナー企業やグローバルネットワークを通じて参加できるとしている。同社はこれらの機会がクラーケンとの関係強化だけでなく、VIP同士のつながりを深める場にもなると説明した。

さらにクラーケンVIPでは、プロダクトの新機能への早期アクセスや、限定ベータ版への招待、フィードバックセッションへの参加機会も用意されるという。これにより参加者は、同社のプロダクト開発に直接意見を反映できる。また個別のオンボーディング支援、アナリストとの1対1セッション、節目ごとの認定、ギフティング、特別な企画などのサービスも提供されるとのこと。

参加要件についてクラーケンは、プラットフォーム上の平均残高が1,000万ドル(約15億5,000万円)以上、または年間取引高が8,000万ドル(約124億円)以上であることが条件になると説明している。また同プログラムは招待制で運用され、同社による審査や紹介による参加も可能だという。

クラーケンVIPはすでに提供が開始されており、参加申し込みを受け付けている。

 

参考:クラーケン
画像:iStocks/royyimzy・dalebor・BSVIT

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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