カルシ、米国向けにセイネイティブの「SEI」と「USDC」入出金に対応

カルシがSEIおよびセイ上のUSDC取扱い開始

米予測市場プラットフォームのカルシ(Kalshi)で、レイヤー1ブロックチェーン「セイ(Sei)」のネイティブトークンSEIおよび同ネットワーク上の米ドル建てステーブルコインUSDCの入出金が可能になり、同資産を用いたイベント契約取引の資金移動ができるようになった。Xより12月3日に発表されている。

対象となるのは米国ユーザーで、それ以外の国への展開は間もなくとされている。今回の対応により両トークンを使用したカルシでの取引ができるようになった。

カルシは2018年設立で、米国で初めて連邦規制下のイベント契約取引を提供したプラットフォーム。同プラットフォームは、2024年の米議会選挙を対象としたイベント契約を提供するため、商品先物取引委員会(CFTC)の判断を巡る訴訟を経て、選挙関連のイベント契約を提供できる状態になった。

今回の発表の前日、カルシの流動性を活用したトークン化予測市場が、レイヤー1ブロックチェーン「ソラナ(Solana)」上で利用可能になっていた。

なおカルシは現在、3,500超のイベント契約(マーケット)を提供している。2025年10月にはセコイア(Sequoia Capital)やアンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz)などが参加したラウンドで3億ドル超を調達し、評価額は50億ドルとなった。さらに2025年12月2日にはパラダイム(Paradigm)主導のシリーズEで10億ドルを調達し、評価額は110億ドルに達したと発表されている。 

 

画像:PIXTA

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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