ビットポイント、デフコンサルティングのイーサリアム活用支援を開始

ビットポイントがデフコンサルティングを支援

国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットポイント(BITPoint)が、イーサリアム(ETH)トレジャリー事業の高度化を目的とした、デフコンサルティング(Def consulting)との業務提携を10月20日に発表した。この提携により同取引所は、デフコンサルティングのイーサリアム活用支援を開始したとのこと。

デフコンサルティングは、今年9月に公表した「トレジャリー戦略の方針転換」において、デジタル資産を「次世代の重要な経営資源」と位置づけ、日本を代表するデジタル資産保有企業になることを目指している。同社は同月26日にイーサリアムの運用開始を発表していた。

なお10月7日時点のデフコンサルティングの保有ETHは、3,618.095514ETHとなった。同ETHの取得総額は25億円で、平均取得単価は69万971円とのことだ。

ビットポイントはデフコンサルティングに対し、専任トレーダーチームによる暗号資産の取得支援、保有暗号資産の有効活用支援、業界ネットワークの活用によるイーサリアムトレジャリー事業高度化および領域拡大支援を行う他、DeFi(分散型金融)など新たな活用領域の共同開発を提供するとのことだ。

なおビットポイントは「今回の提携を皮切りに、法人財務領域における暗号資産活用支援を本格的に推進する」としている。

参考:ビットポイント
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した