ビットコイン(BTC)、ドル・円建てで史上最高値更新

BTCが史上最高値を更新

暗号資産(仮想通貨)ビットコインの価格が、ドル建ておよび円建てで、史上最高値を更新した。

ドル建てでは、10月5日13:45頃に125,750ドルの高値を付け、最高値を更新。これまでの最高値は8月14日に記録した124,533ドルだった。

また日本円では3日連続で最高値を更新した。10月4日1:25に1,826万8,250円の高値を付け、1,825万円で最高値を記録した8月14日以来に史上最高値を更新した。

そして10月5日には1,830万円の高値を付け、13:45には1,850万円まで上昇。2日連続で最高値を更新。さらに続けて10月6日には1,861万8,400円の高値を記録し、再度史上最高値を更新した。

ビットコイン価格上昇の要因として挙げられているのは、米国のビットコイン現物ETFへ約32.4億ドルの大規模流入が発生し、大きな需要が見られたこと、また米政府機関の一部閉鎖により、法定通貨不信へのヘッジとしてビットコインや金に資金が向かったことが挙げられる。

さらに日本円建てが更新を続けたことは、高市早苗氏が10月4日に自民党総裁選にて勝利したことによる政策期待から、ドル円が149円台になり、円安となったことが影響した。

参考:tradingview Coinbasetradingview bitFlyer
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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