CMEがSOLとXRPの先物オプション取引開始へ
北米最大の金融・商品デリバティブ取引市場シーエムイー・グループ(CME Group)が、10月13日に暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)およびエックスアールピー(XRP)の先物オプション取引を開始する予定だ。シーエムイー・グループが9月17日に発表した。
両銘柄の先物オプション取引ではSOL、マイクロSOL、XRP、マイクロXRPの先物オプション取引が可能になるとのこと。オプション契約の満期は平日の毎日、毎月、四半期ごとに提供される予定だという。
なお両銘柄の先物オプション取引の開始は、規制当局の審査を前提としているとのこと。
発表によると、シーエムイー・グループのソラナ先物は3月17日のローンチ以降、累計223億ドル(約3.2兆円)相当の取引が行われたという。また、5月19日にローンチしたエックスアールピー先物は、累計162億ドル(約2.3兆円)相当の取引が行われたとのことだ。
ちなみに米国では「REX-Osprey XRP ETF(XRPR)」と「REX-Osprey DOGE ETF(DOJE)」が、9月18日に米シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)へ上場予定となっている。これらは米国市場で初めてXRPおよび、ドージコイン(DOGE)に現物エクスポージャーを提供するETF(上場投資信託)となる。
両ETFは、暗号資産ファンド運用会社レックスシェアーズ(REX Shares)と、その関連企業オスプレイファンズ(Osprey Funds)によって組成されたものだ。
参考:CME
画像:iStocks/peshkov