ロビンフッドクリプト、「トンコイン(TON)」取扱開始

Robinhood CryptoでTON取扱開始

米ロビンフッドマーケッツ(Robinhood Markets)が提供する「ロビンフッドクリプト(Robinhood Crypto)」アプリにおいて、米国ユーザー向けに暗号資産(仮想通貨)トンコイン(TON)が追加された。ロビンフッドが8月29日にXで発表している。

TONは、パブリックブロックチェーン「オープンネットワーク(The Open Network:TON)」の独自トークン。同チェーンは、テレグラム(Telegram)CEOパベル・デュロフ(Pavel Durov)氏が開発を開始したブロックチェーンプロジェクトだ。

オープンネットワークは、テレグラムとの連携を基盤にしたブロックチェーンとして開発が進められていたものの2020年に米国証券取引委員会(SEC)の規制により開発は中止。その後TON財団が開発を引き継いでいた。

現在オープンネットワークはテレグラムに統合され、テレグラムで展開されるミニアプリの基盤として利用されている。また、テレグラム上ではTONによる支払いが可能となっている。

今回のTONの追加により、ロビンフッドクリプトでは合計33銘柄が取り扱われている。

TONの他にロビンフッドクリプトで対応している暗号資産は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ドージコイン(DOGE)、ライトコイン(LTC)、シバイヌ(SHIB)、アーベ(AAVE)、アービトラム(ARB)、アバランチ(AVAX)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ボンク(BONK)、カルダノ(ADA)、キャット・イン・ア・ドッグズ・ワールド(MEW)、チェーンリンク(LINK)、コンパウンド(COMP)、ドッグウィフハット(WIF)、イーサリアムクラシック(ETC)、フローキー(FLOKI)、ヘデラ(HBAR)、ムーデン(MOODENG)、オフィシャル・トランプ(TRUMP)、オンド(ONDO)、ピーナッツ・ザ・スクワロル(PNUT)、ペペコイン(PEPE)、パジーペンギンズ(PENGU)、ポップキャット(POPCAT)、ソラナ(SOL)、スイ(SUI)、ステラルーメン(XLM)、テゾス(XTZ)、ユニスワップ(UNI)、USDコイン(USDC)、エックスアールピー(XRP)がある。

参考:ロビンフッド
画像:iStocks/Ninja-Studio

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した