グレースケール、Suiエコシステムの「ディープブック(DEEP)」と「ウォルラス(WAL)」の投資信託を提供開始

Grayscale DeepBook TrustとGrayscale Walrus Trustがローンチ

暗号資産(仮想通貨)運用会社のグレースケール(Grayscale)が、暗号資産ディープブック(DEEP)とウォルラス(WAL)それぞれの私募型投資信託のローンチを8月12日に発表した。

DEEPの投資信託の名称は「Grayscale DeepBook Trust」。WALの投資信託の名称は「Grayscale Walrus Trust」だ。

なお両暗号資産は共に、レイヤー1ブロックチェーン「スイ(Sui)」エコシステム内のコアプロトコルのネイティブトークンである。

DEEPは、スイ上に構築された同チェーンネイティブの中央集約型の指値注文板(Central Limit Order Book:CLOB)である「ディープブック(DeepBook)」のネイティブトークンだ。またWALは、オンチェーンビルダー向けのグローバルデータレイヤーの「ウォルラス(Walrus)」のネイティブトークンだ。

これら投資信託はグレースケールの他の単一資産投資信託と同様に、DEEPおよびWALそれぞれのみを投資対象とし、各トークンへのエクスポージャーを投資家に提供する。なお両投資信託は、適格投資家および認定機関投資家に対して、毎営業日ごとに新規投資を受け付けている。

Grayscale DeepBook Trustのベンチマークインデックス(指数)は「CoinDesk DeepBook Protocol Reference Rate(DEEP)」。同信託の8月14日時点の1株当たりの純資産価値(NAV)は、9.76ドルである。またGrayscale Walrus Trustについては「CoinDesk Walrus Reference Rate(WAL)」。NAVは8月14日時点で8.53ドルとなっている。

なおグレースケールは、両投資信託を含め、単一の暗号資産に投資する信託を合計28銘柄取り扱っている。 

参考:グレースケールGrayscale DeepBook TrustGrayscale Walrus Trustグレースケール製品一覧
画像:iStocks/artsstock

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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