米シークレットサービス、犯罪者から4億ドル相当の暗号資産を回収=報道

米シークレットサービスが犯罪者から4億ドル近くの暗号資産を回収

米シークレットサービスのグローバル捜査オペレーションセンター(IGOC)が、過去10年間でおよそ4億ドル(約585億円)相当のデジタル資産を押収したと、「ブルームバーグ(Bloomberg)」が7月6日に報じた。

ブルームバーグのインタビューによると、この数字が明かされるのは初とのこと。

なお押収されたデジタル資産(暗号資産/仮想通貨)の多くは、一つのコールドウォレットに保管されているという。

1990年代に米インターネット決済会社のLiberty Reserve(リバティー・リザーブ)やデジタルゴールド通貨のサービスE-Gold(イーゴールド)などのデジタル通貨の摘発を主導したIGOCは、大統領警護で知られる一方で、世界有数の規模で暗号資産を管理する機関となっている。

ちなみに6月30日に欧州刑事警察機構(ユーロポール)は、4億6,000万ユーロ(約5億3,988万ドル/約790億円)相当の資金洗浄に関与した暗号資産投資詐欺グループがスペインで摘発されたことを発表している。

参考:bloomberg
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

シタデル・セキュリティーズ、トークン化証券とDeFiに取引所・証券会社規制の適用を提言。業界側から反発の声も

米大手マーケットメイカーのシタデル・セキュリティーズ(Citadel Securities)が、トークン化された米国株式を取り扱うDeFi(分散型金融)プロトコルに対しても、取引所およびブローカー・ディーラーとしての規制を適用すべきだとする意見書を米証券取引委員会(SEC)に12月2日に提出した