ストラテジーがビットコイン追加購入、総保有数59万2,345BTCに

ストラテジーがBTC追加購入

ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている米ナスダック上場企業ストラテジー(Strategy)が、BTCの追加購入を6月23日に発表した。

ストラテジーは、6月16日から6月22日までの期間に245BTCを現金約2,600万ドル(約38.3億円)で購入。手数料と経費を含む1BTCあたりの取得額は約10万5,856ドル(約1,560万円)となっている。

発表によるとストラテジーは6月22日時点で、合計約59万2,345BTCを保有しているという。手数料と経費を含む取得額は約418億6,750万ドル(約6兆1,671億円)となっており、1BTCあたりの取得額は7万681ドル(約1,041万円)とのこと。

なお記事執筆時点のBTC価格は約10万1,418ドルとなっている(6月23日22:20 コインマーケットキャップ調べ)。

また2025年累計のストラテジーのBTC利回りは、19.2%を達成したという。

なお前回ストラテジーがBTCの追加購入を報告したのは6月16日。同社は6月9日から6月15日までの期間に、10,100BTCを現金約10億5,000万ドル(当時約1,514億円)で購入していた。

米証券取引委員会(SEC)に提出された書類「Form 8-K」によれば、今回のBTC購入に充てられた資金は優先株の活用により調達された資金だ。

今回はSTRK ATMおよびSTRF ATMにより合計約2,610万ドルが調達されている。

その内訳としては、シリーズAパーペチュアルストライク優先株(STRK株:年利8.00%)166,566株の売却による1,670万ドル(約15.6億円)とシリーズAパーペチュアルストライフ優先株(STRF株:年利10.00%)84,354株の売却による840万ドル(約12億円)である。

なおATMプログラムとは、企業がマーケット価格で柔軟に株式や優先株を発行し、資金を調達する仕組みである。 

参考:ストラテジー
画像:PIXTA

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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