OKXが欧州でサービス提供開始、ドイツとポーランドで取引所を正式開設

OKXがドイツとポーランドで取引所を正式開設

グローバルに展開する海外暗号資産(仮想通貨)取引所OKXが、ドイツおよびポーランドにて正式に中央集権型の暗号資産取引所(CEX)を開設したと6月17日に発表した。

OKXは今年1月27日、マルタ金融サービス局(MFSA)からEU(欧州連合)の「暗号資産市場規制法(MiCA)」に基づくライセンスを完全取得し、EEA加盟国でのサービス提供が可能になったと発表。その後2月18日には、パスポート権の行使を公表していた。なおパスポート権とは、一つの加盟国で認可を受けた企業が、その認可を使って他のEEA加盟国でも事業展開できる権利のこと。

今回OKXは「MiCA」ライセンス規制下によるEEA展開をドイツおよびポーランドから開始した。同取引所は、両国のユーザーがOKXの完全規制下でローカライズされたプラットフォームにアクセスできるようになったと述べている。

参考:OKX
画像:iStocks/Максим-Ивасюк・SAICHI

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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