MetaMask、BNBチェーン上のトークンスワップで「BNB」不要に

MetaMaskのBNBチェーン取引でBNB不要に

web3ウォレット「メタマスク(MetaMask)」でBNBチェーン(BNB Chain)で取引を行う際、取引手数料として本来必要なBNBが不要になったと「メタマスク」の公式Xより5月9日に発表されている。

発表によるとこの機能は「ガス込みスワップ(gas-included swap)」と呼ばれている。Xで公開されている動画を確認すると、「MetaMask」でのトークンスワップの際に交換前のトークンでガス代相当分が請求されるようだ。

「メタマスク」では4月25日、イーサリアム(Ethereum)上の取引において、取引手数料として利用するトークンを選択できるようになったと発表されている。

発表によるとイーサリアムメインネットでガストークンとして現在選択できるのは、ETHの他、USDT、USDC、DAI、wETH、wBTC、wstETH、wSOLとのこと。

なお同機能はグーグルクローム(Google Chrome)拡張版の「メタマスク」のみとなるようで、同機能の開始には、拡張版の最新バージョン「v12.16」へのアップデート確認が促されている。

「メタマスク」では今年2月、今後のロードマップが公開されていた。その取り組みの中には、今回の新機能の他、ビットコイン(Bitcoin)やソラナ(Solana)ネットワークへのネイティブサポートの拡大、UI/UXの全面的な改良などがあった。

その際には、3月中にすべてのトランザクションでイーサリアム(ETH)以外のトークンでもガス料金が支払い可能になることが予定されていた。またイーサリアム以外のチェーン対応も予定していることが明らかにされている。

画像:iStock/ustinroque

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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