イーサリアムL2「Zora」、独自トークン「ZORA」を4/23にローンチ

Zoraの独自トークン「ZORA」が4/23ローンチ

イーサリアム(Ethereum)レイヤー2ブロックチェーン「ゾラネットワーク(Zora Network)」の独自トークン「ZORA」が、4月23日にローンチする。公式Xアカウントより4月21日に発表された。

「ゾラネットワーク」は、NFTミントプラットフォーム「ゾラ(Zora)」によって2023年6月に公開された独自のL2チェーン。NFTの発行・取引およびクリエイター支援を主なユースケースとして掲げている。

同ネットワークは「オプティミスティックロールアップ(Optimistic Rollups)」を採用し、L2チェーンを構築できるソフトウェア「OPスタック(OP Stack)」を用いて立ち上げられている。なお「OPスタック」は、イーサリアムL2「OPメインネット(OP Mainnet)」の開発元であるOPラボ(OP Labs)が提供している。

「ZORA」については、「ゾラネットワーク」ではなく、米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)開発のイーサリアムL2「ベース(Base)」上で発行される。

「ZORA」のエアドロップは、ユーザーの過去の活動履歴に基づき行われる。第1回は2020年1月1日から2025年3月3日までの期間、第2回は2025年3月3日から4月20日までの期間で「ゾラ」プラットフォーム上でNFTを発行・取引したクリエイターやコレクター、開発者などがエアドロップ対象となる。

なお「ZORA」の総供給量は100億ZORA。その内訳については報酬20%、エアドロップ10%、流動性5%、トレジャリー20%、チーム18.9%、「ZORA」開発の貢献者26.1%となっている。

画像:iStocks/Ket4up

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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