ビットワイズ、1,000BTC以上保有する上場企業で構成のETF「OWBN」立ち上げ、ストラテジーやメタプラも対象

ビットワイズがETF「OWBN」立ち上げ

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、暗号資産に関連した新たなETF(上場投資信託)「Bitwise Bitcoin Standard Corporations ETF(ビットワイズ・ビットコイン・スタンダード・コーポレーションETF)」の立ち上げを3月11日に発表した。

このETFは、1,000BTCを企業財務に保有する企業の株式指数(インデックス)「Bitwise Bitcoin Standard Corporations Index」を追跡するもの。デリバティブを利用してビットコインに直接または間接的に投資することはない。ティッカーシンボルは「OWNB」として、シカゴの証券取引所NYSE Arca(NYSEアーカ)に上場したという。

「OWNB」開始時の同指数のビットコイン保有上位10銘柄および構成比率はstrategy:ストラテジー(MSTR 20.87%)、MARA Holdings:マラホールディングス(MARA 12.12%)、CleanSpark:クリーンスパーク(CLSK 6.26%)、Riot Platforms:ライオットプラットフォームズ(RIOT 6.23%)、Boyaa Interactive:ボヤーインタラクティブ(434 HK 5.75%)、Metaplanet:メタプラネット(3350 JP 5.25%)、Aker ASA:アーカー(AKER NO 4.63%)、Bitfarms:ビットファームズ(BITF 4.30%)、BitFuFu:ビットフーフ(FUFU 4.03%)、Galaxy Digital:ギャラクシーデジタル(GLXY CN 3.99%)となっている。

ただしこの構成は、四半期ごとに再調整されるという。

参考:ビットワイズ
画像:iStocks/Funtap

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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