オアシス上でトークンローンチプラットフォーム「yukichi[.]fun」稼働開始

オアシス上にトークンローンチプラットフォーム

ゲーム特化ブロックチェーン「Oasys(オアシス)」上で、トークンローンチプラットフォーム「yukichi.fun(ユキチドットファン)」が3月6日に稼働開始した。「Oasys」および「yukichi.fun」の公式Xより同日に発表されている。

「yukichi.fun」は、トークンのイメージ画像と名称、ティッカーシンボルを設定し、初期作成手数料を使用することでオリジナルトークンが発行できるプラットフォームのようだ。

初期作成手数料は1,000WOAS・1,000MCHC・2,000MSMとなっている。WOASはプラットフォーム上でOASから変換可能。つまりOAS・MCMH・MSMのいずれかのトークンを必要量保有していればトークン作成ができるようになっている。

「yukichi.fun」で公開されている「Yukichi コインクリエイターガイドライン」によると、作成したコイン(トークン)の総供給量は1,000,000に設定されるとのこと。また最小単位は小数点以下や端数なしの1トークンである必要があるという。

また作成・発行したコインは、「商品やサービスの交換手段として使用(支払い)には使用できないこと」、「投資収益、配当、収益分配、またはガバナンス権を提供してはいけないこと」、「トークン取引の流動性提供は、プラットフォームではなくユーザーが開始する必要があること」、「プラットフォームはユーザーの資産を保管しないこと」等がルールとして記載されている。

その他にも禁止されている活動として、「著作権または商標権の侵害」や「名誉毀損または嫌がらせのコンテンツで個人・グループ・団体をターゲットにすること」、「詐欺・ポンジスキーム、または不正な表現」、「違法行為の宣伝での使用」、「投資商品として販売」が挙げられている。

その他にも免責事項として「プラットフォームは、すべての法域への準拠を保証するものではないこと」、「作成者は、コインがそれぞれの地域の関連法に準拠していることを確認する責任があること」、「プラットフォームは投資アドバイスを提供しておらず、作成者またはユーザーが被った金銭的損失について一切の責任を負わないこと」、「プラットフォームは、これらのガイドラインに違反するコインを事前の通知なしに非表示にする権利を留保すること」が明記されている。

なお「Oasys」の日本語公式Xアカウントによると「yukichi.funでは、コインの総供給量に制限を設けることに加え、いくつかのルールに基づき運用することで暗号資産ではなく、アップデートされたNFTのような体験を提供します」と伝えられている。

また同プラットフォームでは「XP (Coming soon)」との表示があるため、今後ポイントプログラムが実施される可能性があるようだ。

画像:iStocks/noLimit46・Pict-Rider

関連ニュース

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

Mantle NetworkがEigenDAを統合、モジュラーブロックチェーンのスケーリングにおけるデータ可用性を強化

レイヤー2ブロックチェーン「マントルネットワーク(Mantle Network)」が、イーサリアム(Ethereum)ベースのリステーキングプロトコル「アイゲンレイヤー(EigenLayer)」をもとに構築されたDA(データ可用性)レイヤー「アイゲンDA(EigenDA)」を完全統合し、メインネットで稼働開始した。マントル(Mantle)が3月19日に発表した

【3/19話題】ストラテジーが優先株式500万株を公募、マイクロソフトがウォレット標的のマルウェア警告など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored