Phantomウォレット、残高・価格表示が日本円など16通貨に対応開始

Phantomの残高表示が16通貨に対応開始

暗号資産(仮想通貨)ウォレット「ファントム(Phantom)」における残高・価格の表示が16種類の法定通貨に対応を開始した。「ファントム」の公式Xより2月7日に発表された。

同ウォレットではこれまでドル(USD)のみで残高・価格が表示されていた。今回の対応によりドルの他、日本円やオーストラリアドル、ブラジルレアル、カナダドル、ユーロ、英ポンド、香港ドル、インドネシアルピア、インドルピー、韓国ウォン、メキシコペソ、ナイジェリアナイラ、シンガポールドル、トルコリラ、ベトナムドンが表示可能になった。

設定方法は、「設定」から「設定」を選択し、「Currency」を選択。これにより対象の法定通貨が選択可能になっている。

なお「ファントム」は1月にレイヤー1ブロックチェーン「スイ(Sui)」にベータ版として対応開始している。

これにより同ウォレットの対応ブロックチェーンは「スイ」含め、ソラナ(Solana)、イーサリアム(Ethereum)、ポリゴンPoS(Polygon PoS)、ビットコイン(Bitcoin)、ベース(Base)の合計6つとなった。なお正確にはビットコインは、タップルート(Taproot)とネイティブセグウィット(Native Segwit)に対応している。

画像:iStocks/peshkov

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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