Google PayでCoinbase Cardが利用可能に

Google PayでCoinbase Cardが利用可能に

仮想通貨取引所Coinbaseは、仮想通貨と連動しているVisaのデビットカードであるCoinbase Card(コインベースカード)をGoogle Payウォレットに直接追加できるようになったことを発表した。 Google Payとの接続により、Coinbaseは、ユーザーがCoinbaseアカウントの仮想通貨残高でモバイル決済を行えるようになった最初の企業になったとのこと。

Google Payは、Coinbase Cardのユーザーに、アンドロイドスマートフォン、スマートウォッチ、およびその他Google Pay対応デバイスを使用して、高速で安全な支払い方法を提供してくれるとのこと。 Google Payを使用すると、Androidユーザーは、安全な方法で仮想通貨を使用して、旅行を含め、生活全ての支払いを行えるようになるとのことだ。

3月17日より、イギリス、アイルランド、ベルギー、フィンランド、フランス、イタリア、スロバキア、スペイン、クロアチア、チェコ共和国、ポーランド、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンのCoinbaseユーザーが、Google Payを使用したCoinbaseカードでの支払いを利用できるようになった。

編集部のコメント

2月19日にCoinbaseは、仮想通貨関連企業として初のVisaメンバーシップを取得しました。ちなみに、VisaとCoinbaseの関係は、2019年にイギリスでVisaのデビッドカードであるCoinbase Cardの発売から始まりました。Coinbase Card発売から9か月後、Coinbase Cardは29の市場のユーザーが利用できるようになり、数百万の加盟店で10の仮想通貨を使用できるようになりました。その成功があって、VisaはCoinbaseへメンバーシップを付与する決断に至ったと考えられます。そしてその効果がすぐに現れ、Google PayとCoinbase Card接続に及んだのだと思います。
昨日、Bakktが今夏に消費者向けのアプリを提供するとの報道がありました。今夏はCoinbaseとBakktが消費者向けのサービスを大きく展開していき、消費者へ仮想通貨を通したペイメントが普及していく時期になるのではないか、とあたらしい経済編集部は考えます。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)

(images:inkoly)

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【5/29話題】北京市がweb3に毎年約20億円投資か、LINEのLINK(LN)がFINSCHIA(FNSA)になど(音声ニュース)

中国北京市がweb3業界発展を推進する意向、毎年約20億円を投資か=報道、LINEの暗号資産「LINK(LN)」、「FINSCHIA(FNSA)」に名称変更、バイナンスのタイ部門、今年4Qまでに暗号資産取引所を開設へ、米ジェミナイがSEC訴訟の却下求める要請、欧州本部にアイルランドを選択も、DCG、子会社の機関投資家向け取引部門「TradeBlock」閉鎖へ=報道、トレードワルツ、住友商事らから16.5億円の資金調達。累計56.5億円に、渋谷にweb3コワーク「Centrum」開設へ、モノバンドルとサンフロンティア不動産が、SDGsメディア「ソトコト」のソトコト・ネットワーク、「FiNANCiE」でトークン発行、DeSci Japan、長寿研究の民主化を目指す「VitaDAO」と渋谷でイベント共催へ

Sponsored