暗号資産マイニングRiot、ビットコイン追加購入で保有総数17,429BTCに

Riotが667BTCを追加購入

ビットコイン(BTC)マイニング企業のライオット・プラットフォームズ(Riot Platforms)が、転換社債による追加収益を活用し、667BTCを追加購入した。ライオットが12月16日に公式XアカウントでSEC提出書類を添付する形で公表した。

今回の購入は、総額5億9,400万ドル(約914億円)に増額された利率0.75%転換社債(シニアノート)から得た約6,675万ドル(約102億円)の収益を活用したようだ。1BTCあたりの平均購入価格は、101,135ドル(約1,557万円)であったという。なお、ライオットは667BTCを12日から13日にかけて購入したとのこと。

これにより、同社のビットコイン総保有数は12月16日時点で17,429BTCに達したという。また、現在のビットコイン市場価格が103,873ドル(約1,599万円)の場合、同社のBTC保有総額は約18億ドル(約2,772億円)に相当するとのこと。

さらに、ライオットは今回のビットコイン追加購入と年初来のマイニング生産により、1株当たりのビットコイン収益が4半期累計で36.7%、年初来で37.2%に達したという。

ライオットは12月10日に、2030年満期・利率0.75%転換社債の私募発行価格を決定したと公式ブログで発表した。当初は5億ドル(約770億円)の発行を予定していたが、需要の増加に伴い2,500万ドル(約38億円)が追加され、総額5億2,500万ドル(約807億円)で発行された。そして、同社は13日に、この5億2,500万ドルから得た純収益を活用し、5,117BTCを追加購入したことを報告している。

その後、今回6,900万ドル(約106億円)が追加され、最終的に総額5億9,400万ドル(約914億円)で転換社債が発行されるに至ったようだ。

参考:SEC提出書類
画像:iStocks/Vit_Mar・LongQuattro

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
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