暗号資産マイニングRiotがビットコイン追加購入、保有総数16,728BTCに

Riotが5,117BTCを追加購入

ビットコイン(BTC)マイニング企業のライオット・プラットフォームズ(Riot Platforms)が、転換社債から得た資金で、5,117BTCを追加購入したと12月13日公式Xアカウントで発表した。

今回、ライオットは5,117BTCを購入するため、総額5億2,500万ドル(約807億円)の利率0.75%転換社債(シニアノート)から得た純収益を活用したとのこと。1BTCあたりの購入価格は、手数料および諸経費を含め平均99,669ドル(約1,530万円)であったとのこと。

この購入により、同社のビットコイン総保有数は12月13日時点で16,728BTCに達したという。また、1BTCの市場価格が10万303ドル(約1,540万円)とした場合、同社が保有するBTCの総価値は約16億8,000万ドル(約2,580億円)に相当するとのこと。

ライオットは12月10日、2030年満期の利率0.75%転換社債の私募発行価格を決定したと、同社公式ブログで発表している。当初の発行予定総額は5億ドル(約770億円)だったが、需要の増加に伴い、最終的に2,500万ドル(約38億円)が上乗せされ、総額5億2,500万ドルで発行されたとのことだ。

ちなみに、米ナスダック上場のビットコインマイニング企業マラソン・デジタル・ホールディングス(Marathon Digital Holdings:MARA)も、当初予定していた私募発行価格より4,500万ドル(約69億円)が上乗せされた総額8億5,000万ドル(約1,288億円)の社債を発行したと今月2日に発表している。この増額も今回のライオットによる転換社債と同様、需要の増加によるものだ。

参考:ライオット・プラットフォームズ
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
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