ワインのNFTがマーケットプレイスでDAIと交換可能に

ワインのNFTがマーケットプレイスでDAIと交換可能に

ブロックチェーン開発企業「Wiv Technologies」が、ワインのNFT(Non-Fungible-Token)をNFTマーケットのOpenSeaでDAIと交換可能になったことを明らかにした。

今回オークションに出されたワインは「Carruades de Lafite2017」で価格は1000DAIから始まった。

Wiv TechnologiesはNFTを利用したワイン、ウイスキー、ブランド品などのトレーサビリティーサービス、DeFiプロダクトなどを提供している。

編集部のコメント

WiVブロックチェーンテクノロジーズは、ロンドン、ノルウェーのオスロ、シンガポールにオフィスを構えています。NFTを発行して、グローバルで安全な資産台帳とプロダクトの価値と結びつけたNFTの分散型金融市場を作成しています。

WiVは、来歴の記録保持、取引の流動性、地理位置情報、市場保証を促進しています。これまでにWiVはWeb3 Foundationからグラントにも採択されていて、パートナー企業には、EYアドバイザリー、Web3 Foundation、European Comissionなどが存在しています。

このところ、ゲーム以外での社会的価値の高いNFTのソリューションが提供されつつあります。特にワインに関しては、取引の透明性、信憑性が非常に重要になります。信頼せずとも正しい取引を行えるようになって行くことを、あたらしい経済は期待したいと思います。

実際にオーストラリアでは監査法人のKPMGが提供するKPMG Originsと連携して、ワインのトレーサビリティ改善を行なっています。2017年に世界で食料品とワインの偽造品を防ぐためにかかるコストは約1,235億円で、そのうちワインは約222億円で2番目に大きな構成要素となっています。非常に大きな額なので、このコストをなくし、品質を高めることに専念できる状況になるのが、ベストだと、あたらしい経済編集部は考えています。

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

カルシ、米国向けにセイネイティブの「SEI」と「USDC」入出金に対応

米予測市場プラットフォームのカルシ(Kalshi)で、レイヤー1ブロックチェーン「セイ(Sei)」のネイティブトークンSEIおよび同ネットワーク上の米ドル建てステーブルコインUSDCの入出金が可能になり、同資産を用いたイベント契約取引の資金移動ができるようになった。Xより12月3日に発表されている

シタデル・セキュリティーズ、トークン化証券とDeFiに取引所・証券会社規制の適用を提言。業界側から反発の声も

米大手マーケットメイカーのシタデル・セキュリティーズ(Citadel Securities)が、トークン化された米国株式を取り扱うDeFi(分散型金融)プロトコルに対しても、取引所およびブローカー・ディーラーとしての規制を適用すべきだとする意見書を米証券取引委員会(SEC)に12月2日に提出した