Ginco、国際的なセキュリティ認証「SOC2 TypeⅡ」取得

Gincoが「SOC2 TypeⅡ」取得

国内ブロックチェーン関連企業Ginco(ギンコ)が、同社提供サービスにおいて、国際的なセキュリティ認証「SOC2 TypeⅡ(ソックツータイプ2)」を取得したことを9月13日発表した。

「SOC2(Service Organization Control Type 2)」は、米国公認会計士協会(AICPA)が定めたトラストサービス規準(Trust Service Criteria)に従い、クラウドサービス等のアウトソーシング事業者のセキュリティ、可用性、処理の完全性、機密保持及びプライバシーに関連する内部統制を評価した結果と意見を表明した報告書を指す。

そのなかで「SOC2 TypeⅡ」は、最低12か月以上の期間を評価するものである。組織の統制が適切に設計および実行されており、一定期間にわたり高い運用基準を満たすものであることを証明している、とGincoは説明している。なおTypeⅠは「特定の時点」を評価するものとなっている。

発表によると「SOC2 TypeⅡ」の対象となったサービスは、「Ginco Enterprise Wallet」、「Ginco Wallet」、「Ginco invisible Wallet」、「Web3 Cloud」、「Ginco Nodes」であるという。

Gincoは2022年4月、国際規格に基づく情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証を取得していた。

なお今年4月に「USDT」等のステーブルコイン発行元のテザー(Tether)社が、「SOC2」の「TypeⅠ」を取得していた。同社は2025年までに「TypeⅡ」の認証取得を目指すとしている。

参考:Ginco
画像:iStock/noLimit46

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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