ハッシュキーのグローバル向け暗号資産取引所「HashKey Global」、先物取引のサービス提供開始

HashKey Globalが先物取引のサービス提供開始

ハッシュキーグループ(HashKey Group)が展開するグローバル向けの暗号資産(仮想通貨)取引所、ハッシュキーグローバル(HashKey Global)が先物取引の提供を6月20日開始した。

ハッシュキーの19日の発表によると、同取引所は先物取引を正式に開始するための規制当局の承認を受けたと報告。初期段階では、最大10倍のレバレッジでビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の先物取引をサポートするとした。

ハッシュキーグローバルのマネージングディレクターであるベン・エルバズ(Ben El-Baz)氏は、「近年、暗号資産業界はデリバティブ市場で大きな混乱を頻繁に経験してきました。また暗号資産業界は、先物取引を提供する認可取引所を長い間待ち望んでいました。規制当局の承認と先物取引の正式な開始により、ハッシュキーグローバルは洗練されたシームレスな取引インターフェースと安全で規制された資産環境を提供します。私たちは、世界最高水準の先物取引体験を提供し、認可された先物取引によって市場の展望を再構築することを目指しています」とコメントしている。

ハッシュキーグローバルはバミューダ金融庁(BMA)よりライセンスを取得し、今年4月より営業を開始している取引所だ。

同取引所では現在ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、テザー(USDT)、USDCを含む21の暗号資産を対象とした現物取引サービスを開始している。

なおハッシュキーグループによる独自のプラットフォーム用ネイティブトークン「HSK:HashKey EcoPoints」が2024年第3四半期に上場することが同社より18日に発表されている。

関連ニュース

参考:ハッシュキーグローバル
images:iStocks/metamorworks

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【12/16話題】SBIとスターテイルの円ステーブルコイン開発、リップルRLUSDのイーサL2対応、メタマスクのBTCサポートなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

ビットワイズ、「ハイパーリキッド(HYPE)」現物ETFをSECに再申請、ステーキング対応を明記

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management:以下、ビットワイズ)が、暗号資産ハイパーリキッド(HYPE)の現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」の修正版を、米SEC(証券取引委員会)へ12月15日付で提出した

JPモルガン、初のトークン化MMF「MONY」をイーサリアム上で提供開始

米金融大手JPモルガンの資産運用部門であるJPモルガン・アセット・マネジメント(J.P. Morgan Asset Management)が、同社初となるトークン化マネー・マーケット・ファンド「マイ・オンチェーン・ネット・イールド・ファンド(My OnChain Net Yield Fund:MONY)」の提供を開始したと12月15日に発表した