コインベースにweb3ゲームの「Pirate Nation(PIRATE)」上場へ

コインベースにPIRATE上場へ

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、暗号資産パイレーツ:Pirate Nation(PIRATE)の取り扱い開始を6月14日発表した。

PIRATEの取り扱いは「コインベース(Coinbase:販売所)」及び「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange:取引所)」で行われる。ただし、コインベースのサービス提供地域のうち一部は対象外になる可能性があるとのこと。

なお取り扱われる取引ペアは、PIRATE -USDとなっている。

コインベースで取り扱われるPIRATEは、イーサリアム(Ethereum)上のERC-20トークンのみであり、それ以外の規格のトークンをコインベースのアカウントに送信すると失われる可能性があるため注意が必要だ。

ちなみにPIRATEは、新規銘柄や市場で取引量が比較的少ない銘柄に付けられる「Experimental label(実験的ラベル)」の対象となっている。このラベルは、市場の状況で取引量が増えた場合に削除される予定だ。

パイレーツ(PIRATE)とは

PIRATEは、web3ゲーム「パイレーツネイション(Pirate Nation)」で利用できるユーティリティトークン。プレイヤーは「パイレーツネイション」でPIRATEを用いてゲーム内通貨の購入が可能とのことだ。

「パイレーツネイション」は「プルーフオブプレイ(Proof of Play)」が開発する基本プレイ無料のRPGゲーム。「プルーフオブプレイ」は昨年9月、a16z cryptoなどが主導するシードラウンドの資金調達にて3,300万ドル(約52億円)を調達している。

関連ニュース

images:iStocks/Aramyan・Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

合わせて読みたい記事

【11/18話題】JPYCとDPが地方金融機関の業務連携を共同検討、IG証券が暗号資産ETFのCFD取引提供終了、ストラテジーがBTC追加購入など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

コインマーケットキャップ、時価総額上位20銘柄連動のDeFiインデックストークン提供開始、BNBチェーン上で

暗号資産(仮想通貨)データプラットフォーム提供のコインマーケットキャップ(CoinMarketCap)が、時価総額上位20の暗号資産に連動するDeFi(分散型金融)対応インデックストークンを、BNBチェーン(BNB Chain)上で提供開始したことを11月17日に発表した

コンセンシス傘下Infura、分散型RPCネットワーク「DIN AVS」をアイゲンレイヤー上でローンチ

Web3ウォレット「メタマスク(MetaMask)」の開発企業コンセンシス(Consensys)傘下でインフラサービス「インフラ(Infura)」を開発するチームが、同社の分散型RPCネットワーク「ディンAVS(DIN AVS)」をアイゲンレイヤー(EigenLayer)上でメインネットで稼働すると11月17日に発表した

JPYCとデジタルプラットフォーマー、地方金融機関の業務連携に向け共同検討を開始

JPYC社とデジタルプラットフォーマー(DP)が、円建てステーブルコイン(電子決済手段)「JPYC」と北國銀行の預金型トークン「トチカ」との相互連携、および地方金融機関とJPYCとの発行、償還、決済、国際送金にかかる業務連携に向けた共同検討を開始したと11月18日に発表した