中国保険取引所(SHI)がブロックチェーン×保険領域の標準化を目指すコンソーシアムを始動

中国保険取引所(SHI)がブロックチェーン×保険領域の標準化を目指すコンソーシアムを始動

中国がブロックチェーンを活用した保険の標準化を目指したコンソーシアムを始動したことを、「Ledgerinsight」が報じた。

このコンソーシアムは、中国銀行業保険監督管理委員会(CBIRC)の監督下にあり上海保険取引所(SHI)が主導している。この標準化は、中国人民保険会社(PICC)、チャイナライフ、チャイナタイピン、チャイナリ、チャイナパシフィック(CPIC)、およびタイカン保険を含む109の組織からの支援を受けて、行われていく。

この標準化の目的は3つある。1つ目は技術的な摩擦を減らし、セクターの業務をより効率的にすること。これには、保険会社間の協力とコンセンサスの改善も含まれる。2つ目は保険×ブロックチェーン領域に主要なアプリケーションを特定し、業界内での開発を促進すること。3つ目は標準化することで業界内の取り組みを合わせイノベーションを促進していくことだ。

そしてSHIは、標準化することでオープン、公平、安全で効率的なイノベーションが、保険領域で可能になることを期待しているとのこと。

編集部のコメント

SHIは、世界の他の保険コンソーシアムであるThe Institutes RiskStream CollaborativeB3iと同様に、コンソーシアムに参加した保険会社が相互に情報を共有できるように、基本的な保険ブロックチェーン(Insurance Exchange Chain)を構築しています。SHIが主導のコンソーシアムの特徴は、アプリケーションレイヤーに中国特有の暗号化システムが搭載されていることです。中国の新しい技術に取り組む際の特徴としてあげられるのが、標準化です。貿易金融、ブロックチェーンサービスネットワーク(BSN)のように、新しい技術を効率よく開発するために、標準化する作業がコンソーシアムに参加した企業間で政府主導のもと行われています。つまり、ドキュメンテーションを非常に重要視していることが伺えて、日本も見習うべきところではないかと、あたらしい経済編集部は考えます。


コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)

 

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【3/4話題】コインチェックとFanplaがIEOの契約締結、ブラックロックのビットコインETFの運用資産総額100億ドルなど

コインチェックとFanplaがIEOに向けた契約締結、Emooteが発行体パートナーに、ブラックロックの現物ビットコインETF「IBIT」、運用資産総額100億ドルを突破、イーサL2「Taiko」、シリーズAで1500万ドル調達、クリプトガレージ、法人向け「SETTLENET CUSTODY」でETHステーキング提供開始、ナイジェリア、バイナンスに100億ドルの罰金課したとの報道を否定、ソラナのDePINプロジェクト「io. net」、コミュニティ報酬プログラム開始、StarkWare、超高速暗号化証明システム「Stwo」をオープンソース化

ブラックロックの現物ビットコインETF「IBIT」、運用資産総額100億ドルを突破

ブラックロックの現物ビットコインETF「iシェアーズ・ビットコイン・トラスト(iShares Bitcoin Trust:IBIT)」が、2月29日に運用資産100億ドル(約1.5兆円)に達した。ブルームバーグのアナリストであるエリック・バルチュナス(Eric Balchunas)氏が自身のXアカウントから3月1日報告している