Suiのミステンラボ、初のWeb3携帯型ゲーム機「SuiPlay0x1」販売へ

2025年に販売開始予定

レイヤー1ブロックチェーン「Sui(スイ)」の開発を主導する米ミステンラボ(Mysten Labs)が、Web3ネイティブ機能を備えた初の携帯型ゲーム機「SuiPlay0x1」を、コミュニティイベント「SuiBasecamp」にて4月10日発表した。

「SuiPlay0x1」は、ゲーム開発企業プレイトロン(Playtron)製のデバイスとなっている。ただし、デバイスに依存しないゲームオペレーティングシステム(OS)が搭載されており、PCとモバイルの両方でWeb3とWeb2のゲームをプレイできるとのこと。なお、スチーム(Steam)、エピックゲームズストア(Epic Games Store)、グッドオールドゲームズ(Gog)などのほぼ全てのゲームストアとの互換性があるという。

また「SuiPlay0x1」は、2025年に世界中の店舗で販売される予定で、価格は500ドル前後になる予定とのこと。現在オンライン上で「ウェイティングリスト」への登録が開始されている。

また「SuiPlay0x1」の公式サイトには「Play,Earn Rewards and Own Your Assets(遊んで報酬を獲得し、資産を所有しよう)」と表記されており、人気のゲームをプレイできるだけでなく、ゲームプレイにより報酬が得られる可能性が示唆されている。

ゲーム専門誌「ゲームビート(GamesBeat)」は、「SuiPlay0x1」が、zkLoginとSui Kiosk SDKを介したSuiブロックチェーンの組み込みにより、ゲーム業界で初めてデバイスのアカウントシステムに直接接続された資産所有権を実現すると伝えている。

なおプレイトロンは約20人の従業員で運営されており、およそ1年前に1000万ドルを調達したという。同ラウンドにはサムスンネクスト(SAMSUNG NEXT)、ポリチェーン(Polychain)、サークルベンチャーズ(Circle ventures)、ミステンラボ等が参加している。

スイ(SUI)とは

スイは、Meta(メタ)のブロックチェーン研究開発部門であるDiem(ディエム)の元リードエンジニアたちによって設立されたMysten Labs(ミステンラボ)開発のブロックチェーン。高い処理性能による高速なトランザクションと低い手数料で利用できることから高く評価されている。なおスイは、昨年5月3日にメインネットがローンチしている。

ちなみにスイは、ディエム開発の開発言語「Move(ムーブ)」を採用している。またスイの他に、Diemの開発チームに所属していた元メンバーによって開発されているL1ブロックチェーン「Aptos(アプトス)」でも、スイと同じく開発言語には「Move」が採用されている。

なお国内暗号資産取引所では唯一オーケーコイン・ジャパンが、スイのネイティブトークン「SUI」を取り扱っている。

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参考:報道 SuiPlay0x1
images:iStock/koyu

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この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
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