テザー社が8888BTCを追加購入、総保有額は50億ドル相当に

テザー社がBTCを追加購入

米ドルステーブルコイン「USDT」発行のテザー(Tether)社が、ビットコイン(BTC)の追加購入を行った。テザー社のものとされるアドレスを確認したところ、3月31日17:21(UTC)頃に8,888.88888888BTCが送信されている。

これによりテザー社のBTC総保有数は、75,354.08889867BTCとなった。なお記事執筆時点(4月2日14:00)でその価格は約50.3億ドル(約7,634億円)である。

なお前回テザー社が同アドレスにて多額のBTCを受信したのは、昨年の12月31日。この際の数量も8,888.88888888BTCだった。

ちなみにBitinfocharts(ビットインフォチャーツ)のデータによるとこの数字は、全ビットコインアドレスの中で7番目のBTC保有量になる。なお第1位は海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)のコールドウォレットが保有する248,597BTCである。また公開企業として最もBTCを保有する米マイクロストラテジー(MicroStrategy)は214,246BTCを保有している。

テザー社は昨年5月、利益の一部をBTC投資に充てることを発表。純利益の最大15%をビットコインの購入に充当する予定だと述べていた。

なお同社は、保有BTCをカストディアンなどの第三者機関に保管を委託せず、すべて自社で保管すると伝えていた。

関連ニュース

参考:テザーアドレス
images:iStocks/your_photo

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ

ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に

「ユニスワップ(Uniswap)」のモバイルアプリ「ユニスワップウォレット(Uniswap Wallet)」にオンランプ機能「ロビンフッドコネクト(Robinhood Connect)」が統合され、同アプリではロビンフッド内の資金で暗号資産(仮想通貨)の購入が可能となった。このことはユニスワップが4月29日発表した