ソラナのミームコイン「Bonk(BONK)」が価格上昇、時価総額が約13億ドルに

バイナンスとコインベースにBONK上場

ソラナネットワーク上に発行されているミームコイン「ボンク:Bonk(BONK)」の時価総額が12億ドルを超え、現在1,298,114,552ドルとなっている(12/18 14:00 Coin Gecko調べ)。

時価総額としてはぺぺコイン(PEPE)を上回り、「BONK」はミームコインとしては第3位となっている。全暗号資産で時価総額は56位だ。

なお「BONK」の現在の価格は0.00002122ドル。今年10月時点では0.00000018ドルだった。

先週、米大手暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンス(Binance)とコインベース(Coinbase)が、BONKの取り扱いを開始したことが引き金となったようで、年初来で129倍にまで価格は上昇した。なお7日間で81.9%、14日間で231.6%、30日間では668%上昇している。

また価格上昇時の24時間での出来高は大きく膨れ上がり、アバランチ(Avalanche)のネイティブトークンAVAXの出来高を上回ったとの報告もされている。

なおバイナンスおよびコインベース(Coinbase)での「BONK」の取引ペアは、バイナンスではBONK – USDTおよびBONK – FDUSD、BONK – TRY、コインベースではBONK – USDとなるという。

今回取り扱われる「BONK」は両取引所ともに、ソラナネットワークで発行されるSPLトークンのみであり、他のネットワークでのトークンに対応していないことに注意が必要だ。

なおバイナンスでの「BONK」の取り扱いは、バイナンスに上場している他のトークンよりも高いボラティリティと高いリスクをもたらす可能性のあるトークンを表す「シードタグ」が適用されている。「シードタグ」が適用されているトークンを取引するには、バイナンススポットまたはバイナンスマージンプラットフォームにて90日ごとに対応するクイズに合格し、利用規約に同意する必要があるとのことだ。

またコインベースでの取り扱いは、新規銘柄や市場で取引量が比較的少ない銘柄に付けられる「Experimental label(実験的ラベル)」の対象となっている。このラベルは、市場の状況で取引量が増えた場合に削除される予定だ。

関連ニュース

参考:コインゲッコー
images:iStocks/solarseven

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

合わせて読みたい記事

米SEC、フランクリンテンプルトンのステーキング対応「ソラナ(SOL)現物ETF」の上場申請を受理

米証券取引委員会(SEC)が、米証券取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)によって提出された、暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)の現物価格に基づくETF(上場投資信託)「フランクリン・ソラナ・ETF(Franklin Solana ETF)」の上場および取引に関する提案書を受理した。SECが3月13日に公表している

Mercado BitcoinとPolygon Labsが提携、ラテンアメリカでのRWAトークン化促進で=報道

ラテンアメリカ最大の暗号資産(仮想通貨)取引所メルカドビットコイン(Mercado Bitcoin:MB)が、「ポリゴン(Polygon)」の開発元であるポリゴンラボ(Polygon Labs)と提携し、同地域でのRWA(Real World Assets:現実資産)のトークン化を促進させるようだ。地元メディア「ポータルドゥビットコイン(Portal do Bitcoin)」が3月13日に報じている

リップル社がUAEで暗号資産決済サービス展開へ、ドバイ規制当局から正式ライセンス取得で

米リップル(Ripple)社が、ドバイ金融サービス機構(DFSA)から決済プロバイダーライセンスの正式承認を取得したことを3月13日に発表した。これによりリップル社は、ドバイ国際金融センター(DIFC)において、規制に準拠した暗号資産(仮想通貨)決済および関連サービスを提供できるようになった。なおDFSAは、DIFC内の金融サービスを監督する独立規制機関である

ロビンフッドクリプト、ソラナ上の暗号資産「PENGU」・「POPCAT」・「PNUT」取扱開始

米ロビンフッドマーケッツ(Robinhood Markets)が提供する「ロビンフッドクリプト(Robinhood Crypto)」アプリにおいて、米国ユーザー向けに暗号資産(仮想通貨)パジーペンギンズ(PENGU)、ポップキャット(POPCAT)、ピーナッツザスクワロル(PNUT)が新たに追加された。ロビンフッドが3月13日にXで発表している