ソラナのDeFi「Kamino Finance」、エアドロップに向けたポイントプログラム導入へ

「Kamino Finance」がエアドロに向けたポイントプログラム導入へ

ソラナ(Solana)ネットワーク上の分散型金融(DeFi)プロトコル「カミノファイナンス(Kamino Finance)」が、将来行うエアドロップに向けたポイントプログラムの導入予定を公式X(旧ツイッター)にて12月8日発表した。

「カミノファイナンス」は、ソラナネットワーク上で7位のTVL(総預かり資産額)を誇るDeFiプロトコルで、そのTVLは約121.7億円(約8400万ドル)である(12/09 DeFi Llama調べ)。

「カミノファイナンス」では暗号資産(仮想通貨)の貸し借りができるレンディングサービスや、DeFiに流動性を与えた際に受け取り可能なLPトークンを預け入れることで利息が得られるイールドファーミングサービスなどを提供している。また同プロトコルでは「ロング/ショート」機能も提供されており、レバレッジをかけたポジションを保有することも可能である。

現在ポイントプログラムの詳細は発表されていないが、「カミノファイナンス」で利用した金額などに応じてポイントが獲得でき、そのポイントの保有量に応じて同プロトコルが今後発行する独自トークンを獲得できるという仕組みであると予想されている。

「カミノファイナンス」の公式ウェブサイトにはすでに「Points?」と書かれたボタンが設置されており、まもなくポイントプログラムが開始される旨が述べられている。

ソラナブロックチェーンでは、先日から分散型オラクルネットワークサービス「ピスネットワーク(Pyth Network)」のネイティブトークン「PYTH」や、ステーキングプロトコル「ジト(Jito)」のネイティブトークン「JTO」のエアドロップが実施され市場が過熱している。

またソラナネットワーク上の分散型取引所(DEX)である「ジュピターエクスチェンジ(Jupiter Exchange)」も、独自トークン「JUP」のエアドロップ受け取り確認サイトを12月2日に公開している。

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参考:カミノファイナンス
images:iStocks/Foryou13

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この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
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