gumiのシンガポール子会社、韓国Com2uS開発「XPLA」のノード運営に参加

gC Games SingaporeがXPLAのバリデーターに

gumi(グミ)の連結子会社gC Games Singapore(gcゲームズシンガポール)が、レイヤー1ブロックチェーン「XPLA」へのバリデータ参加および同チェーンのノード運営を開始した。gumiが12月4日発表した。

なおgC Games Singaporeは、gumiのブロックチェーン事業を展開するシンガポール法人の子会社だ。

また「XPLA」は、韓国の大手ゲーム会社Com2uS Group(カムツスグループ)が開発したTendermint(テンダーミント)ベースのブロックチェーン。CosmosSDK(コスモスSDK)によって構築されている。同チェーン上では、Web3ゲーム、ブロックチェーンゲームプラットフォーム、NFTマーケットプレイス、そしてメタバースなど、様々なデジタルコンテンツが提供されている。

なお今回gC Games Singaporeが参加したバリデータとは、ブロックチェーンのネットワークに接続し、トランザクションが正しいかを検証するノード(コンピューター端末)またはその運用者のこと。バリデータは、その貢献度等に応じた報酬が得られる仕組みとなっている。

またノード運営とは、ブロックチェーン上での取引承認の合意形成が正常に稼働する状態を担保することだ。

なおgC Games Singaporeは先月11月にレイヤー1ブロックチェーン「Mycel(マイセル)」、今年7月にレイヤー1ブロックチェーンのCosmos Hub(コスモスハブ)、6月にはレイヤー1ブロックチェーンSui(スイ)、5月にはゲーム特化型ブロックチェーン「WEMIX3.0」のそれぞれのバリデータに参画し、ノード運営を開始している。

関連ニュース

参考:gumi
images:iStocks/pgraphis

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【5/9話題】SBIとチリーズが提携し日本でファントークン、ロビンフッドのQ1決算は黒字転換など

SBIとチリーズ(CHZ)が提携、日本でファントークン提供を計画。合弁会社設立も、米ロビンフッド、Q1は黒字転換 暗号資産事業の好調で、コインチェックの米ナスダック上場はQ2~Q3に予定か、登録書類は米SECに提出、日本円ステーブルコイン「JPYC」、YUTOと事業創造キャピタルの「YTFUND」から資金調達、マスターカードら、複数のトークン化証券を決済する共有台帳技術の実証実験開始、ナイジェリア政府、バイナンスが主張する贈収賄疑惑を否定=報道、ヴィタリック、アカウント抽象化(AA)を改良する「EIP-7702」発表

【5/8話題】FTXが再編計画修正案を提出、グレースケールがイーサリアム先物ETFの申請を撤回

FTXが再編計画修正案を提出、債権者らへの支払い145~163億ドル見込む、グレースケール、承認可否判断前にイーサリアム先物ETFの申請を撤回、米SEC委員長、「暗号資産事業者の法順守監視はユーザー保護の一端を担っている」、ビットポイントに「ソラナ(SOL)」上場、ステーキングサービスも提供開始、豪州財務局が暗号資産取引所にユーザー情報を要求、税金取り締まりで、英レボリュート、プロトレーダー向け暗号資産取引所「Revolut X」開設、メタマスク、有害なMEVからユーザーを保護する機能「スマートトランザクション」追加、アスター、「Astar zkEVM」上でのTGE支援プログラム「TGE Catalyst Grant」発表、暗号屋とKlimaDAO JAPANが提携、地球環境に配慮した実証実験を実施へ、コロンビア大手銀行、暗号資産取引所「Wenia」立ち上げ=報道