Cboe Clear Digital、ビットコインとイーサのマージン先物取引の提供決定

Cboe Clear DigitalがBTCとETHのマージン先物提供へ

シーボー・グローバル・マーケッツ(Cboe Global Markets)の関連会社シーボー・クリア・デジタル(Cboe Clear Digital)が、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のマージン先物取引の開始予定を11月13日発表した。2024年1月11日より提供を開始するとのこと。

これにより同社は米国規制下において初めて、単一のプラットフォームで現物取引とレバレッジ取引を提供することになるという。

シーボー・グローバル・マーケッツは、米大手デリバティブ取引所のシカゴ・オプション取引所を運営する企業。またシーボー・クリアの親会社シーボー・デジタル・エクスチェンジ(Cboe Digital Exchange)は、米国商品先物取引委員会(CFTC)に指定契約市場として登録されている。

シーボー・クリア・デジタルは今年6月、CFTCよりマージン先物取引を含む商品提供の拡大に必要な認可を取得していた。

発表によると今回のマージン先物取引開始に際して、B2C2、ブロックフィルズ(BlockFills)、CQG、カンバーランドDRW(Cumberland DRW)、ジャンプ・トレーディング・グループ(Jump Trading Group)、マーレックス(Marex)、ストーンXフィナンシャル(StoneX Financial)、タロス(Talos)、テイスティートレード(tastytrade)、トレーディングテクノロジーズ(Trading Technologies)、ウェドブッシュ(Wedbush)といった企業がサポート予定とのことだ。

関連ニュース

参考:シーボー・グローバル・マーケッツ
images:Reuters

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【4/26話題】コンセンシスがETH規制でSECを提訴、米国政府マネーファンドがP2Pで転送可能になど

米コンセンシス、イーサリアム(ETH)規制めぐり米SECを提訴、フランクリン・テンプルトン、「米国政府マネーファンド」をP2Pで転送可能に、オーケーコインジャパンにオプティミズム(OP)上場へ、国内3例目、米決済ストライプ、「USDC支払い」今夏から導入へ、Fireblocks、機関向けのDeFiセキュリティ機能を拡張、アーサーヘイズ、ビットコインの強気相場続くと予想、コスモス「IBC」でトークン無限発行のバグ修正、アシメトリックリサーチ報告、ビットコインの改善提案「BIP420」公開、スマコン追加やゼロ知識証明など実装に向け、エルサルバドル、公式デジタルウォレット「Chivo」のソースコード流出、米SEC、テラフォームラボと創業者に約53億ドルの支払い命じる