香港認可のHashKey Exchangeにユニスワップ(UNI)とチェーンリンク(LINK)上場へ

HashKey ExchangeにUNIとLINK上場へ

香港において初めて、個人投資家向けの暗号資産(仮想通貨)取引所として認可を受けたHashKey Exchange(ハッシュキーエクスチェンジ)が、新たにユニスワップ(UNI)およびチェーンリンク(LINK)の取り扱いを開始する予定だ。同取引所が11月6日と7日にそれぞれの取り扱い予定を発表した。

発表によるとUNIの取引開始は11月9日16:00(UTC+8)からで、LINKについては11月10日16:00(UTC+8)から取引が開始される予定だ。

両銘柄の入出金については既に開始しており、取引ペアはUNI/USDおよびLINK/USDがサポートされるという。

対応ネットワークはそれぞれイーサリアム(Ethereum)となっており、ERC20規格のトークンが取り扱われるとのことだ。

ただし両銘柄の取引が行えるのは、800万香港ドル(約1.5億円)のポートフォリオをもつ「プロ投資家」のみが対象となっている。

なお現在ハッシュキーエクスチェンジでは、BTC/USD、ETH/USD、USDT/USD、AVAX/USDの取引ペアが取り扱われている。

香港において認可されている個人投資家向けの暗号資産取引所として、ハッシュキーエクスチェンジの他にはBC Technology Group(BCテクノロジーグループ)子会社のOSLがある。

香港は、暗号資産取引所などの暗号資産サービスプロバイダー(VASP)に対する新たなライセンス制度を導入する法案を昨年12月7日に可決。同法律は今年6月1日より施行され、これにより個人投資家の暗号資産取引が解禁となっている。

ただし、この規制下において取引が認められる暗号資産には条件があり、条件を満たす「適格な大型暗号資産」のみが取引可能となっている。

関連ニュース

参考:UNIアナウンスLINKアナウンス
images:iStocks/LeeYiuTung

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/12話題】モブキャストとOKJが提携、AKB48ファン対象のNFT実証実験、スターテイルのスーパーアプリなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

ソーファイ・バンクが暗号資産取引サービス開始、全国銀行免許の金融機関で米国初

米フィンテック大手ソーファイ・テクノロジーズ(SoFi Technologies)が、同社傘下のソーファイ・バンク(SoFi Bank)を通じて、消費者向けの暗号資産(仮想通貨)取引サービス「ソーファイ・クリプト(SoFi Crypto)」を段階的に展開する計画を11月11日に発表した

ハードウェアウォレット開発のレジャー、米国での上場かプライベートでの資金調達を検討=報道

暗号資産(仮想通貨)ハードウェアウォレット開発企業レジャー(Ledger)社が、米ニューヨークでの上場、もしくはプライベートラウンドでの資金調達を検討しているようだ。11月9日に公開された「フィナンシャル・タイムズ(FT)」によるレジャー社CEOパスカル・ゴティエ(Pascal Gauthier)氏への取材記事の中で語られている