米インテル、ビットコインマイニングチップシリーズの生産終了へ

市場低迷による需要減で

米インテル(Intel)が、ビットコイン・マイニングチップシリーズの生産を終了したと4月18日発表した。

暗号資産(仮想通貨)市場の低迷により、暗号資産マイニングに利用されているハイエンド・グラフィックス・チップを提供する米エヌビディアコーポレーション(Nvidia Corp)等、一部のチップ企業が打撃を受けている。

インテルは、「Blockscale(ブロックスケール)」と呼ばれるシリーズの受注を今年10月20日までに停止し、来年4月20日までに出荷終了予定であることを、同社のウェブサイトにて発表している。

インテルの広報担当者は「IDM2.0への投資を優先するため、ブロックスケールの顧客のサポートを継続する一方で、Intel Blockscale 1000 Series ASICを終息させました」と述べている。

なお「IDM 2.0」とは、インテルがチップ製造を外部の顧客に委託し、自社ではより小型で高速なチップの製造を強化し続けるという戦略のことだ。

インテルは、暗号資産分野における「市場機会を監視」し続けるとコメントしている。

インテル提供のチップを利用した最初の顧客は、アルゴ・ブロックチェーン(Argo Blockchain)、ブロック(Block Inc)、ハイブ・ブロックチェーン・テクノロジーズ(Hive Blockchain Technologies)、グリッド・インフラストラクチャ(GRIID Infrastructure)だった。

関連ニュース

※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
Intel ends its bitcoin mining chip series Reporting by Chavi Mehta in Bengaluru; Editing by Krishna Chandra Eluri
翻訳:髙橋知里(あたらしい経済)
images:Reuters

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

合わせて読みたい記事

【11/6話題】FRBとOCCがバイナンスの巨額流出受け米銀行に照会、Baseが「デニム」アップグレード実施、NACのNOTAが東証グロース上場へなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

コインベース、米国などの機関投資家にデリビットのオプション・無期限先物を提供

米暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、取引基盤「コインベース・プライム(Coinbase Prime)」を通じて、米国などの適格な機関投資家に暗号資産デリバティブ取引所デリビット(Deribit)のオプションと無期限先物の提供を開始したと11月5日(日本時間)に公式Xで発表した

ハイパーリキッドストラテジーズ、子会社が米先物取次業者の登録を申請。四半期純利益6.2億ドル

暗号資産(仮想通貨)HYPEを財務資産として保有する米ナスダック上場のハイパーリキッド・ストラテジーズ(Hyperliquid Strategies)が、11月5日(米東部時間、日本時間6日)に発表した2026年7〜9月期決算で、子会社が米先物取次業者(Futures Commission Merchant:FCM)としての登録を申請したと明らかにした